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新、時事散歩 第7回

2024年04月19日 | ブログ
大悪人を増長させるマスメディアの大罪

 スマホのGoogle情報にはよく目を通すが、ある芸能人の方が、大谷選手の通訳をしていた水原一平容疑者を「大悪人」と断じていたのには感服した。その通りであろう。大谷選手の傍らで、大谷選手の良き相棒を演じているような報道を繰り返した、日本のマスゴミの罪も大きい。

 加えて、学歴詐称問題が再燃した現在の東京都知事も大悪人の一人であろう。前東京都知事であった舛添要一氏などもネットに繰り返し、彼女の学歴に関する嘘を摘発している。さらに一時期は小池氏の参謀として小池都政を演出した、元検事で元衆議院議員の若狭勝氏なども、彼女が学歴詐称を隠すための工作に、公文書偽装の疑いを述べている。にもかかわらず、国会議員から東京都知事まで務めてこれたのも、偏に日本のマスゴミの「よいしょ」の所為ではなかったか。

 大悪人とは、表面づら好人物を演じながら、裏の顔の醜いことこの上ない人物を言う。まだまだ大悪人は居る。小池氏を何かにつけて支持していた自民党有力代議士。もっともこの方は表面づらも良くないので、ただのA級悪人。前にも書いたが、自民党をぶっ壊す総理と、それに連なる人脈にも小池氏同様の大悪人が複数居られることは、言わずもなが。

 今回、月刊文藝春秋に「私は学歴詐称工作に加担してしまった」の記事が出て、その方が小池氏の元側近の弁護士だと知ると、「外部からの登用人材には要注意、自分の主張が通らないと反旗を翻す」と小池氏擁護とも取れる発言をされた弁護士も、実は危うい方だと思っている。弁護士の敵は弁護士。マスゴミに上手く乗って、時々の話題をつまんでは稼いでいる。少し古いが中共企業(上海電力)の太陽光発電疑惑もある。

 小悪人が大悪人になるには、メディアの支援が欠かせない。テレビなどは兎に角、視聴率が命だから、その人物の本質の良し悪しなどには頓着しない。政治家に対してもそのようだ。しかし、結局悪人はどこかでボロを出す。「馬脚を現す」「化けの皮が剥がれる」などという。

 メディアの情報に振り回されて、一般国民の政治家を見る目も低下しているように感じる。もともと日本人は市井の人々も政治家の姿を比較的等身大で評価できていたものが、いつの頃からか声の大きさ、テレビへの露出度などに幻惑されてしっかりした人を選べなくなっているように思う。

 現在、テレビが小池氏の件を全く報じないのも、その影響の大きさが、選挙で現職に不利に働くことを知っているからで、どこかで闇の力が働いているのであろう。「この国は本当に法治国家なのか」。安倍政権時代の国会を無視して閣議決定で物事を進めるやり方を批判した、国民民主の玉木代表の言葉を借りて、最近よく聞くようになった。 

 「悪習は身に付きやすいが、良い習慣は続きにくい」などとも言われるが、安倍政権の悪い習慣は、岸田政権にも持ち越されているようだ。そんな中、今回の東京15区の補選候補支援の玉木代表の立ち位置には疑問がある。




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