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言いたい放題 その11

2023年07月01日 | ブログ
痛々しい事件

 18歳の大学生の女性が、自宅マンションの駐車場で白昼、元の交際相手の男から包丁で刺されて、血まみれになって亡くなったという事件が、横浜であった。「痛い」、「痛い」との声を聴いたとの言もある。血まみれの娘を発見し、110番通報をしたのは実の母親だったという。人生には不幸が付きものではあっても、このような不幸との遭遇は最悪である。

 自身の幼い子供殺しという事件も最近どこかであった。今日(30日)の夕刊には、介護施設で職員の女性が刺されたとの記事もあった。病院に搬送される時点では被害者に意識はあったとのことだが、同僚の犯行のようだ。「命はひとつ」亡くなればけっして還っては来ない。

 腹が立つのは、女子大生が刺されて亡くなった事件。犯人は凶器の包丁を手に自首したそうだが、それで罪が一等軽くなることを見越している。テレビに映った犯人の後ろ姿には、反省の色は感じなかった。へらへらと空港から連行されるガーシー容疑者と変わらない。海外から指示する闇バイト強盗といい、どうしてこうも常識では考えられない事件が多発するのか。

 いつの世も同様だろうが、国会議員の先生の言動に、おかしいと誰もが思うのだけれど、結局誰も責任をとらないまま月日が過ぎる。要は知能の低い為政者が、長くこの国の上層部でのさばっていることが、今回のような痛ましい事件の要因のひとつにあるように思えてしまう。

 女子大生が亡くなった事件。前々から交際中に、男のDV被害を受けて警察に何度も相談していたことが知れる。当然「警察は何をしていたのだ」と、テレビの報道番組では一応課題に上がるけれど、今回警察から被害者への問い掛けに、都度被害者側は、済んだことのように返答していたそうで、見かけ上警察の落ち度の可能性は少ない。このようなケースで、警察が法的にどこまで関与できるのかも難しい問題である。過去にも同様の被害者は出ている。

 「痛い」「痛い」と被害女性は叫んだという。加害者にもその痛さを味わって貰うことは、犯罪者の人権保護でできはしない。犯人は、何年か刑務所暮らしの後、恐らくまだ元気なうちに現世に戻ってくる可能性が高い。危ない話だ。顔に焼き印でもして貰って、「この男危険」が誰の目にも分かるようにすればいいが、これも犯罪者への手厚い人権保護のガードが堅い。

 少なくとも、今回、交際中のDVや、この度の事件の前の彼女宅への不法侵入など、これまでの犯罪をすべて、殺人罪に上乗せして、出来る限り長く、刑務所に居て貰うことだ。

 もっとも被害者側にも落ち度はなかったかと言えば、年頃の女性全般への注意喚起とはなる。人間の特に若者の最も大切な素養は「人間を見る目」、「特に異性を見る目」に尽きる。と昔読んだ本にあった。すなわち「教養」が大切だという事。人生勿論「専門能力」も大切だが、その基礎となる「教養」がなければビジネスの上でも突破できない。と、経済紙でどなたかも述べておられた。同感である。



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