WBC
『ワールド・ベースボール・クラシック・インクが主催する、世界野球ソフトボール連盟公認の野球の世界一決定戦』今回予選リーグPOOL「A」~「D」計20か国が出場、予選リーグは、台湾、東京、アメリカの2か所の会場に分かれて行われているらしい。3月10日までに台湾、東京のカードは進行している。
それにしても東京ドームは凄い盛り上がりで、コロナがほとんど収束していて本当に良かった。日本でも野球熱が再燃してきたような感じである。われわれ団塊世代がまだ若かった頃、長嶋、王、金田、稲尾、張本、野村、落合など往年の名選手の大活躍で、テレビは毎日野球中継で盛り上がっていたものだ。その後、選手が小粒になって、ナイター中継も縮小されていた。ただ、昨年のヤクルト村上選手の大活躍、またロッテの佐々木朗希投手の完全試合もあり、日本のプロ野球も復活した。勿論メジャーリーグで大活躍したイチロー選手や現在活躍中の二刀流大谷選手やダルビッシュ選手の活躍も大きい。いまや「二刀流」からまず宮本武蔵を思い浮かべる人は少数になったのではないか。
特に今回のWBCでは「大谷」「ダルビュッシュ」「佐々木」という所が看板選手で、日本チームの第1戦から3戦の先発を任された。勿論、村神様は日本チームの主砲として4番に座った。村上選手と、人気若手女優広瀬すずさんとのCM(お正月を写そう2023)では、「今年はホームラン100本」というセリフまであったようだ。もっとも私は見ていない。神様は神社に付きもの、お正月といえば神社に初詣である。
日本の人気スポーツランキング2022年では、1位:野球、2位:サッカー、3位:マラソン・駅伝、4位:ゴルフ、5位:大相撲、6位:テニス、7位:フィギュア・スピードスケート、8位:ラグビー、9位:バスケットボール、10位:バレーボールだったそうだ。
長嶋、王の時代ほどではないにせよ、野球人気は健在である。攻守が完全に分離されており、観ていて分かりやすいスポーツである。ただ、投手の投球を主審が判定する「ストライク」「ボール」については、主審の個人差、能力差等をなくすため、AI判定できないものか、と考えてしまう。1球の違いで勝負を分けることもあろう。余談ではある。
今回、ドームでの大谷選手などのグッズの売れ行きの話を聞いても、高額の報酬を取る値打ちが十二分にあることが知れる。ただ、投げて打ってという野球能力の高さだけでなく、その雰囲気にファンは魅了されているのだ。