タナカの読書メモです。
一冊たちブログ
ハードボイルド雑感 その2
古本屋にいったら、小鷹信光さん編集の「アメリカン・ハードボイルド・シリーズ」が1冊100円で売られていた。
残念なことに、全巻はそろっていない。
ちなみに、「アメリカン・ハードボイルド・シリーズ」全10巻のラインナップはこう。
「マルタの鷹」 ダシール・ハメット
「ベイ・シティ・ブルース」 レイモンド・チャンドラー
「罪ある傍観者」 ウェイド・ミラー
「灰色の栄光」 ジョン・エヴァンズ
「死の盗聴」 エド・レイシイ
「涙が乾くとき」 トマス・B・デューイ
「デス・トリップ」 マイケル・ブレット
「ハリウッドに別れを」 アンドリュー・バーグマン
「殺しのデュエット」 エリオット・ウェスト
「ハード・トレード」 アーサー・ライアンズ
こうやって書き出してみると、たしか、「ベイ・シティ・ブルース」がなかったように思う。
全巻そろっていたら、千円だしてぜんぶ買っていたかもしれないけれど、欠けていたのではその気が起きない。
それに、「マルタの鷹」は読んだことがあるし。
とはいえ、せっかくだからなにか読みたい。
ずいぶん悩んだすえに、「デス・トリップ」と「罪ある傍観者」の2冊を購入。
なにぶんジャンルにたいする知識がないので、この選択が妥当かどうかはよくわからないのだけれど、とりあえず「デス・トリップ」はこのなかで、いちばん軽くて面白そうだった。
犯罪者は現場にかならずもどるというけれど、思いがけない本を手に入れた本好きも、かならずその本屋や古本屋にもどる。
これはもう絶対だ。
先日、あのシリーズはまだあるかなと見にいったら、ひとつ残らず売れてしまっていた。
ハードボイルドはまだまだ人気があるのかもしれない。
古本屋をながめると、この本とあの本はおなじ客が売りにきたんじゃないかと思うことがある。
文庫の棚をひやかすと、ブレッド・ハリデイの「死の配当」と「死体が転がりこんできた」をみつけた。
きっと、「アメリカン・ハードボイルド・シリーズ」を売ったひととおなじひとにちがいない。
そう思ったら、にわかにほしくなり、けっきょく買ってしまった。
それにしても、こんなに買って、われながらいつ読むんだろう?
残念なことに、全巻はそろっていない。
ちなみに、「アメリカン・ハードボイルド・シリーズ」全10巻のラインナップはこう。
「マルタの鷹」 ダシール・ハメット
「ベイ・シティ・ブルース」 レイモンド・チャンドラー
「罪ある傍観者」 ウェイド・ミラー
「灰色の栄光」 ジョン・エヴァンズ
「死の盗聴」 エド・レイシイ
「涙が乾くとき」 トマス・B・デューイ
「デス・トリップ」 マイケル・ブレット
「ハリウッドに別れを」 アンドリュー・バーグマン
「殺しのデュエット」 エリオット・ウェスト
「ハード・トレード」 アーサー・ライアンズ
こうやって書き出してみると、たしか、「ベイ・シティ・ブルース」がなかったように思う。
全巻そろっていたら、千円だしてぜんぶ買っていたかもしれないけれど、欠けていたのではその気が起きない。
それに、「マルタの鷹」は読んだことがあるし。
とはいえ、せっかくだからなにか読みたい。
ずいぶん悩んだすえに、「デス・トリップ」と「罪ある傍観者」の2冊を購入。
なにぶんジャンルにたいする知識がないので、この選択が妥当かどうかはよくわからないのだけれど、とりあえず「デス・トリップ」はこのなかで、いちばん軽くて面白そうだった。
犯罪者は現場にかならずもどるというけれど、思いがけない本を手に入れた本好きも、かならずその本屋や古本屋にもどる。
これはもう絶対だ。
先日、あのシリーズはまだあるかなと見にいったら、ひとつ残らず売れてしまっていた。
ハードボイルドはまだまだ人気があるのかもしれない。
古本屋をながめると、この本とあの本はおなじ客が売りにきたんじゃないかと思うことがある。
文庫の棚をひやかすと、ブレッド・ハリデイの「死の配当」と「死体が転がりこんできた」をみつけた。
きっと、「アメリカン・ハードボイルド・シリーズ」を売ったひととおなじひとにちがいない。
そう思ったら、にわかにほしくなり、けっきょく買ってしまった。
それにしても、こんなに買って、われながらいつ読むんだろう?
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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ハードボイルドはほどんと読まないのですが、ポケミスで読んだエド・レイシイの作品が面白かったので、「死の盗聴」だけ買いました。あんまり面白くなくて途中で投げ出してしまったんですけど。
思いがけない本を手に入れた古本屋には、また行きたくなりますよね。僕も、まだ「異色作家短編集」が復刊される前、キキメ本だった「一角獣・多角獣」を手に入れた古本屋、それ以降もいろんな本でお世話になりました。
買わなくてよかったです。
でも、これとはべつの古本屋にいくと、この本だけぽこんと置いてあったりするんですよね。
いつ売れるかなーと思ってながめているんですが。
おお、復刊前の「一角獣・多角獣」なんて見かけたこともないですよ。
その古本屋にはまたいってしまうでしょう。
話はちょっと変わりますが、「異色作家短編集」が復刊されていちばんうれしかったのは、「さあ気ちがいななりなさい」が出たことでした。
フレドリック・ブラウンが大好きなので、やっと読めると思いましたよ。