こんにちは石井伸之です。本日より四日間の日程で、平成17年度決算特別委員会が始まります。ちなみに、私が3月の予算特別委員会に続いて副委員長を務めることとなりました。
どのような流れかと言うと、初日である本日は、監査委員からの監査報告を受け、その後歳入部分についての質疑に入るのですが、各会派の持ち時間は、基本的に1日辺り会派所属議員一人当たり、10分という単位で持ち時間が割り振られます。
正直なところ、新年度予算を決める予算特別委員会に比べると、既に終了している決算ですので、どちらが重要かと言われれば予算特別委員会に分があります。それでも、決算状況から今後の財政改善をするために、様々なヒントがありますので様々な角度から質問をしました。
しかし、代表監査委員からの指摘で、ハイレベルなコスト意識を持つように、職員へ言いながらも予算システムの限界と言う矛盾がありました。どうしても、市役所は単年度決算ですので、1年だけで収支を計るために、効果が出るのが何年もかかり何ヵ年にも渡って事業を継続的に行う為に、予算を継続的に投入することが行いにくい一面があります。
本日は歳入ということで、質問を致しましたが、どうしても質問事項が限られてしまい、毎年のようですが、経常収支比率の問題や歳入増の取り組みとしての企業誘致や広告料収入への取り組みなどを質問いたしました。
経常収支比率は97.1%となり、前年度比4.2%減になりましたが、その原因を聞くと、景気回復による自然増であるとの答が返ってきました。それにしても、地方自治体としては85%程度が適正といわれている中で、100%近い状況はまだまだ苦しい状況が続いております。国立市の財政健全化に向けて、更なる努力をしていく必要を感じました。
午後6時半からは、国立市文化財審議会が開かれました。その前に午後5時からは6人の委員による国立駅舎の視察が行われ、教育委員会が開かれる教育委員室において審議会が開かれ、国立駅舎を文化財とするかどうかの審議が行われました。
最初に事務局からの説明があり、それから質問を受け付けましたが、委員から特に質問は無く、意見表明に移りました。最初に白井委員から、国立駅舎の文化的な価値を認める長い長い意見が述べられ、その後は各委員より雪崩を打ったかのように、国立駅舎は文化財にふさわしいという意見で意思統一が計られました。約1時間の審議をした後に、審議会としては国立駅舎を文化財に指定し、木造で再築することを前提にして作業に入ることを確認しました。
正直なところ、文化財という価値の前に、この保存が国立市に財政的なダメージをどれだけ与え、本来は建築基準法による防火地域である為に建設できないはずの木造で保存することによって、地震や火事といった災害に対しての責任について、何ら触れられなかったことは大変残念です。
おそらく、このままでは文化財として教育委員会で指定されることは、既定の路線となりそうですが、国立駅前を通過する市民の方々の頭上に、いつ何時震度6の大地震で崩壊するかもしれない木造建築物を再築する責任は大変重いように感じます。
上原市長が、国立駅舎を再築する際に、どのような建設方法を用いるのかと言う点と、2000㎡を購入すると20億円と言われる、戻る場所を確保する為の財政負担をどのようにまかなうのか、大変な十字架を背負ってしまいました。
今後とも石井伸之は、市民の皆様の安全と安心を守る立場を取り、莫大な借金を抱えることに繋がり、建築基準法に認められない木造の危険建設物を、不特定多数の方が往来する国立駅前に再築することがないように、技術的な面で安全な建物が建設できるように様々な意見を議会の場で発言してまいります。
どのような流れかと言うと、初日である本日は、監査委員からの監査報告を受け、その後歳入部分についての質疑に入るのですが、各会派の持ち時間は、基本的に1日辺り会派所属議員一人当たり、10分という単位で持ち時間が割り振られます。
正直なところ、新年度予算を決める予算特別委員会に比べると、既に終了している決算ですので、どちらが重要かと言われれば予算特別委員会に分があります。それでも、決算状況から今後の財政改善をするために、様々なヒントがありますので様々な角度から質問をしました。
しかし、代表監査委員からの指摘で、ハイレベルなコスト意識を持つように、職員へ言いながらも予算システムの限界と言う矛盾がありました。どうしても、市役所は単年度決算ですので、1年だけで収支を計るために、効果が出るのが何年もかかり何ヵ年にも渡って事業を継続的に行う為に、予算を継続的に投入することが行いにくい一面があります。
本日は歳入ということで、質問を致しましたが、どうしても質問事項が限られてしまい、毎年のようですが、経常収支比率の問題や歳入増の取り組みとしての企業誘致や広告料収入への取り組みなどを質問いたしました。
経常収支比率は97.1%となり、前年度比4.2%減になりましたが、その原因を聞くと、景気回復による自然増であるとの答が返ってきました。それにしても、地方自治体としては85%程度が適正といわれている中で、100%近い状況はまだまだ苦しい状況が続いております。国立市の財政健全化に向けて、更なる努力をしていく必要を感じました。
午後6時半からは、国立市文化財審議会が開かれました。その前に午後5時からは6人の委員による国立駅舎の視察が行われ、教育委員会が開かれる教育委員室において審議会が開かれ、国立駅舎を文化財とするかどうかの審議が行われました。
最初に事務局からの説明があり、それから質問を受け付けましたが、委員から特に質問は無く、意見表明に移りました。最初に白井委員から、国立駅舎の文化的な価値を認める長い長い意見が述べられ、その後は各委員より雪崩を打ったかのように、国立駅舎は文化財にふさわしいという意見で意思統一が計られました。約1時間の審議をした後に、審議会としては国立駅舎を文化財に指定し、木造で再築することを前提にして作業に入ることを確認しました。
正直なところ、文化財という価値の前に、この保存が国立市に財政的なダメージをどれだけ与え、本来は建築基準法による防火地域である為に建設できないはずの木造で保存することによって、地震や火事といった災害に対しての責任について、何ら触れられなかったことは大変残念です。
おそらく、このままでは文化財として教育委員会で指定されることは、既定の路線となりそうですが、国立駅前を通過する市民の方々の頭上に、いつ何時震度6の大地震で崩壊するかもしれない木造建築物を再築する責任は大変重いように感じます。
上原市長が、国立駅舎を再築する際に、どのような建設方法を用いるのかと言う点と、2000㎡を購入すると20億円と言われる、戻る場所を確保する為の財政負担をどのようにまかなうのか、大変な十字架を背負ってしまいました。
今後とも石井伸之は、市民の皆様の安全と安心を守る立場を取り、莫大な借金を抱えることに繋がり、建築基準法に認められない木造の危険建設物を、不特定多数の方が往来する国立駅前に再築することがないように、技術的な面で安全な建物が建設できるように様々な意見を議会の場で発言してまいります。