石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

4月30日 本日は会派代表者会議で国立市特別定額給付金の支給について専決処分が了承されました

2020年04月30日 | 国立市議会議長
 こんにちは、次から次へと初めての出来事に遭遇している国立市議会議長の石井伸之です

 本日は、午前中に立川公証役場でとある手続きを済ませた後、午後1時からは会派代表者会議に出席、その後はとある議員との打ち合わせ、続いて市長との打ち合わせ、議会事務局長との打ち合わせ、各議員と今後の打ち合わせ日程の調整を行っていると、あっという間に夕方となります。

 本日午後1時からの会派代表者会議における議題は「臨時会について」となっています。

 本来であれば、76億5000万円もの予算を支出する特別定額給付金は、臨時会を開いて審議するべきものかもしれません

 他の市区町村議会では臨時会を開いて議決するところもあるそうです。

 しかし、臨時会を開催するとなれば、約2週間は市民の皆様へ10万円をお届けする時期が遅くなってしまいます。

 そこで、市長より特別定額給付金の取り扱いを臨時会ではなく、専決処分させてほしいという申し出がありました

 専決処分(せんけつしょぶん)とは、本来、議会の議決・決定を経なければならない事柄について、地方公共団体の長が地方自治法の規定に基づいて、議会の議決・決定の前に自ら処理することを言います。

 ちなみに今回専決処分される内容は小さな項目に分けると4点です

 1点目は徴収猶予の特例
 収入が大幅に減少した場合において、無担保かつ延滞金なく1年間納税猶予が出来る特例に係る規定です。

 2点目は生産性革命の実現に向けた固定資産税の特例措置の拡充・延長
 新型コロナウイル感染症の影響を受けながらも新規に設備投資をする中小企業支援する観点から、適用対象に一定の事業用家屋及び建築物を加えるものです。
 生産性向上特例措置法の改正を前提に適用期限を2年延長します。

 3点目は特別定額給付金事業(予算総額は事務費を含めて77億3000万円です)
 4月27日時点で、国立市の住民基本台帳に記載されている国立市民を対象に、一人当たり10万円の給付金を配る為の増額補正予算です。
 今後のスケジュールとしては、5月20日頃に市報・市ホームページにて給付手続きの周知、その後に申請書の送付及び申請の受け付け開始、5月末ごろより審査が終了し次第、順次給付を開始します。

 4点目は子育て世帯への臨時特別給付金事業(予算総額は事務費を含めて7536万円です)
 児童手当を受給する世帯に、子供一人当たり1万円の給付金を6月中旬頃に配るための増額補正予算です。

 会派代表者会議の冒頭に市長より丁寧な説明を受け、幾つかの質疑があった後、無事に専決処分が了承されました

 議長としても各議員が専決処分を了承していただき、心から感謝したいと思います

 一つの大きな案件が無事終了したことにホッとしました。

 しかし、ホッとしたのも束の間。

 6月議会の議事運営という大きな山がそびえ立っています

 各議員へ丁寧に説明する中で、全議員が一致できるポイントを見つけねばなりません。

 丁寧に一歩一歩様々な案件を想定しつつ、着実に足元を固めながら全議員の了承を得られるよう尽力致します

 市民の方より高幡不動を参拝した時の様子を画像でいただきましたので、アップさせていただきます。

















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2 コメント

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特別定額給付金事業 (武藤 芳典)
2020-05-03 20:10:17
特別定額給付金事業が市長の専決事項になったにもかかわらず、実施が5月20日以降になるというのは遅すぎませんか?市民を馬鹿にするのもいい加減にしてください!!
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武藤様 (石井伸之)
2020-05-05 11:00:56
コメントいただきありがとうございます。
貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
一刻も早い定額給付金の支給に向けて働きかけて行きます。
返信する

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