こんにちは、第六小学校の写生会の中で幼保小の連携が進んでいることを知り、大変嬉しく感じている石井伸之です。
本日は、午前8時30分に国立市消防団第一分団小屋へ集合した後に第六小学校へ向かい消防車の写生会に参加し、午後には明日教育委員会へ提出する資料を作成していると出火報が入り出動し、夕方にはランニングを行い、午後8時からは消防操法訓練に参加して一日が終わりました。
第六小学校における消防車の写生会では、二年生が写生を行い、一年生がその様子を見学するという形で行われます。
すると、好奇心旺盛な一年生の質問攻めにあいました。
一年生の質問を受ける時には、膝を折って同じ目線で話を聞くことが重要です。
主な質問は以下の通りです。
Q真っ黒いところは何ですか?
A放水した際に水の圧力などが表示されます。
Q黒い棒は何ですか?
Aマンホールを開けたり、重いものをこじ開ける時に使います。
Q銀色の凹んでいるところには何が入っているの?
A車止めの大きなゴムを入れるところです。今は後ろのタイヤを止めています。
Q後ろのタイヤの横にある黒いものは?
Aホースを跨ぐ為に使う道具です。
Q大きく「1」と書かれている意味は?
A国立市消防団第一分団の「1」です。
Q後ろの赤い旗には書かれている文字は?
A「演習」と書かれており、本火災以外で市内を走行する際にはこの旗を付けて走行します。
Q銀色の丸いところは?
Aホースを繋いで水を出すとこです。
Q普段は何の仕事をしているの?
A国立市議会議員の仕事をしています。
Q実際に火事で出動したことはありますか?
A10回以上は本火災で出動しました。
Q火災の様子は?
A猛烈な炎で恐ろしいと感じました。
これ以外にも様々な質問を受け、出来るだけわかりやすく伝えることの大切さを感じました。
また、立川消防署の方とも貴重な情報交換をすることが出来ました。
関東大震災から102年経過して、いつ発災してもおかしくない首都圏直下型地震における対応について話に花が咲きました。
方々で火災が発生した際に最も重要なことは「延焼防止」とのことです。
他に延焼の危険性がある場合には、実際に燃えている場所に放水するのではなく、まだ延焼していない周囲の建物への放水が大切との話がありました。
また、風向きにも注意が必要で、火災に巻き込まれる危険性の高い風下からの放水ではなく、横から風を受ける場所での放水が推奨されるそうです。
実際に方々で火の手が上がった際、とにかく冷静な判断と自らの命を守ることを大切にして欲しいとの話は、蛮勇に走って二次災害に至る危険性を再確認する大切な一言でした。
また、写生会の途中には矢川保育園や向陽保育園の園児が見学に来られており、幼保小の連携の一環として重要と感じています。
幼稚園保育園のうちに少しでも小学校に慣れることは、大切な経験になると思います。
今までは消防車の写生会において、こういった光景は見られなかったことから、教育行政と子ども家庭部のより良い連携が進んでいる一例です。
それと、第六小学校に続いて第二小学校でも一年生入学直後の時期は地域ごとの小さなクラスを作り、地域で小学校に慣れることを重要視する取り組みを行ったそうです。
小1ギャップや小1の壁と言われる、小学一年生で不登校となってしまうことが無いよう、様々な工夫をされていることを議会側としても応援したいと考えています。
長文となってしまい、大変恐縮ですが最後までお読みいただき心から感謝申し上げます。
