石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月12日本日は会派の視察二日目で金沢市役所へ行ってきました

2006年10月12日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。昨夜は金沢市で宿泊し、本日は昨日の小松市に引き続いて、金沢市へ中心市街地活性化ということで、視察に行ってきました。
 
 金沢市は皆様もご存じの通り、前田利家公が加賀百万石の礎を築き、大変雄大な城下町に静かな官庁街が広がっており、観光都市としての機能を備えたまちづくりが展開されているように思いました。

 中心市街地の活性化に大変力を入れており、金沢市内中心軸沿い以外には、大規模店舗が出せないように、国の法律に先駆けて平成14年には、条例を制定しておりました。それだけ、郊外に大規模店舗が進出してしまうと、中心街が寂れてしまうと言うことです。
 金沢市では、それでも中心市街地に駐車場や空き地が目立ち、利用可能な土地が各所に点在しておりました。市内中心地の活性化のためにも、そういった空き地に様々な企業が進出できるように、様々な呼びかけを行っているそうです。
 やはりこういったまちづくりは行政主導で行われ、極端な市民参加という手法は取られなかったそうです。その理由としては、いきさつや内容を理解していない市民が計画段階から加わっても、地権者といった利害が絡む方々を含む多数の理解が得られる計画は難しいということと、特定の市民参加では職員のやる気が阻害されると言うことを小松市と同様に言っておりました。市民参加をするならば、地域の代表としての町内会長や商店街の会長と言った地域の要となる方々の意見を取り入れるべきと言っておりました。
 やはり、上原市長の行っている、なんでもかんでも市民参加といいながらも、その実態はごく一部特定の市民だけが集まる市民参加では、物事が前に進まないと言うことが明らかになりました。国立駅周辺のまちづくり計画は一向に進まず、高架化終了後になっても、結果的には現状のままで進みかねません。是非とも金沢市を見習って、物事を前に進めることのできる新たな市長の元で、国立駅周辺まちづくりをしていく必要があります。
 写真は金沢駅東口にある、もてなしドームの入口部分です。
 
コメント (1)
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