石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月11日本日より会派の視察で石川県に行ってきます

2006年10月11日 | Weblog
 おはようございます。本日より二泊三日で石川県の小松市と金沢市へ自由民主党新政会の会派視察へ向かいます。

 いつもは南武線で川崎まで行っていましたが、今回は立川駅から羽田空港へのバスが出ておりますので、そちらに乗って羽田空港へ向かいます。その後小松空港から、小松市役所でJRの高架化事業に伴う駅周辺再整備についての視察を行う予定となっております。視察の状況については、後日報告させていただきます。その後は、明日から石川県小松市と金沢市へ自由民主党新政会会派でまちづくりについての視察を行いますので、買い物や会派のお金をまとめたりといったことを行っていました。5人の議員で視察に行くと、経費だけでも10数万とかかってしまいますので、会計責任者としてそのお金を預かるのも容易ではありません。
 現場監督時代に早朝の山手線で、完全に爆睡しているとどこからともなくスリが寄って来て、あやうく財布を持って行かれるところだったので、それ以降は気をつけるようにしております。

 視察をしてきた情報を、国立駅周辺まちづくりに活かす事ができるように、しっかりと勉強して参ります。それでは行ってきます。

 小松市に到着すると、小松市議会の議会事務局の方がお迎えに来ていただき、送迎バスで小松市役所に向かいました。
 小松市役所では、小松駅周辺整備事業についての行政視察を行い、簡単にどのような事業だったかと言うと、小松駅周辺はJRの線路によって分断されていたために、駅周辺の総合的な発展が阻害されておりました。そこで、小松駅周辺3.4キロを高架化することを、平成4年4月1日に事業採択し、さらに小松駅東と小松駅西の土地区画整理事業も同時に行われることとなりました。10年間の工事で総工費は650億円かかり、約37%の240億円が小松市の負担だったのですから、普通でしたら反対が多数を占めると考えられるかもしれませんが、まちづくり協議会などを立ち上げて、町内会長を始めとする様々な方々の民意を見定め、計画の実行が確認されました。
 しかし、民意を無制限に導入するのではなく、基本的には行政主導で事業は行い、職員の方々の能力を最大限発揮できる環境を整えて、事業を遂行していったそうです。この辺りが国立市とは違い、国立市は特定の市民参加によって、職員の方々のやる気が阻害され、物事が前に進まないようになっております。せっかく優秀な職員の方が揃っているのですから、もっと職員の能力を引き出せる環境を整えるべきと考えます。

 平成16年に高架化事業と土地区画整理は終了し、市民の方々より大変喜ばれたそうです。しかし、ひとつ気になるのは、高架下の土地をJRより毎年3200万円で借りると言う事が、高架化工事をするJR側の条件となっておりますが、東京都のように黙っていても高架下を使いたいと言う業者が現われる訳も無く、一部をライブハウスとして活用した以外は、空き地になっておりました。
 どこでもそうですが、高架下の有効活用が重要な問題であると実感しました。
コメント
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