石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

7月12日 本日は多摩川衛生組合議会で杉並工場を視察しました

2024年07月12日 | 多摩川衛生組合議会
 こんにちは、ごみ行政の適切かつ安定的な運営は、市政の根幹を支える重要な課題であると考えている多摩川衛生組合議会議員の石井伸之です。

 本日は、多摩川衛生組合議会として杉並清掃工場を視察しました。

 午前8時20分に多摩川クリーンセンター集合して、バスで杉並清掃工場に向かいます。

 杉並清掃工場は東京ごみ戦争の中で、住民側も行政側の大変な苦労を重ねる中で建設されました。

 美濃部都政時代に、23区のごみを一手に引き受けていた江東区の最終処分場は溢れかえるゴミに辟易していました。

 そこで東京都は23区の各地域にごみの焼却工場建設に動きます。

 杉並区ホームページによると、はじまりは昭和41年(1966年)11月14日、新聞へ折り込まれたチラシでした。「貴区から排出するごみを衛生的に処理するため、杉並清掃工場を下記により建設することになりました」と記載があり、高井戸の住民は、このとき初めて都の決定を知ることになったのです。 

東京ごみ戦争年表年月日内容(杉並区ホームページより)
昭和41年11月14日都が高井戸に杉並清掃工場建設を発表
11月19日建設反対期成同盟が発足
昭和43年10月5~9日都の測量隊立入阻止
昭和46年9月28日美濃部東京都知事が東京ごみ戦争を宣言
昭和47年2月26日都との覚書交換(強制収容はしない旨の内容)
12月22日杉並区のごみ搬入を江東区が阻止(第1回)
昭和48年5月22日杉並区のごみ搬入を江東区が阻止(第2回)
5月23日都が建設予定地を高井戸に再決定
昭和49年11月25日杉並清掃工場建設に関する和解成立
昭和54年杉並清掃工場本体工事着工
昭和55年11月1日財団法人杉並正用記念財団設立
昭和58年1月1日杉並清掃工場本格操業開始
4月1日高井戸市民センター開設

 周辺住民による反対運動や江東区による杉並区のごみ受け入れ拒否がありましたが、足掛け17年の時を経て、ようやく杉並清掃工場が稼働しました。

 初代の清掃工場も老朽化したことから、平成24年9月に新たな清掃工場建設が着工し、平成29年9月に完成しました。

 新たな杉並清掃工場の基本的な性能は以下の通りです。

〇敷地面積:約36,000平方メートル
〇建設費:283億5千5百万円
〇炉型式:日立造船デ・ロール式全連続燃焼式火格子焼却炉
〇設計最高発熱量:14,300KJ/kg
〇規模:600トン/日(300トン×2)
〇焼却能力:600トン/日
〇発電出力:24,200kW

 施設内を見学すると、他の清掃工場では見ることの出来ないアングルで見ることが出来るよう配慮されています。

 特に燃焼している炉の中を見ることが出来る事には、大変驚きました。

 見学の中で何といってもリチウム電池の自然発火には神経を尖らせているそうです。

 様々なバッテリーとして利用されているリチウム電池は、可燃ごみに混在させず、地域のルールに沿った形でごみに出していただきますようお願い申し上げます。





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2月15日 本日は第六小学校学童見守り会の会議に出席し、午後からは多摩川衛生組合議会に出席しました

2024年02月15日 | 多摩川衛生組合議会
 こんにちは、NHKで放映されている「チコちゃんに叱られる」において常に叱られている石井伸之です。

 本日は、午前11時より第六小学校において、三年生が地域の危険個所を探した結果を発表する授業を見学した後に、給食をいただき学童見守り会の会議を行いました。

 その後は多摩川衛生組合議会に出席し、午後6時からはフォレストイン昭和館において5月に行う4クラブ合同例会の打ち合わせに出席して一日が終わりました。

 小学三年生による危険個所の報告については本当に考えさせられました。

 何気無く見ている茂みや物影が小学三年生にとっては危険な場所と認識しており、こういった授業の重要性が良く分かります。

 またそれぞれの発表に対して自分の意見を述べることを授業の中で大切にしていました。

 国立市の教育目標の中で「生きる力を大切にする教育」とありました。

 「生きる力」とは「考えることに宿る」のではないでしょうか?

 他人の意見に流されず、自分の意見を持つ中で正しい判断を求めることの大切さを実感しました。

 給食の後に会議を行い、終了後には大谷翔平選手から送られたグラブを見せていただきました。

 可燃ごみ焼却施設である多摩川クリーンセンターを運営する多摩川衛生組合は国立市・府中市・狛江市・稲城市の4市で構成されています。

 多摩川衛生組合の運営状況をチェックする機関として、多摩川衛生組合議会が設置されています。議会では令和6年度予算案が審議され、無事に可決しました。

 各市のごみ処理負担金額は以下の通りです。
国立市 3億1397万円
稲城市 4億4185万円
狛江市 3億7177万円
府中市 8億2541万円

 午後6時からはフォレストイン昭和館において5月に行う4億ラブ合同例会に向けた打ち合わせを行いました。

 4クラブは昭島ロータリークラブ、昭島中央ロータリークラブ、福生ロータリークラブ、私の所属する国立白うめロータリーです。

 私は親睦委員長の立場で出席しています。

 1時間余りの濃密な打ち合わせの後に懇親会となりました。

 名刺交換をする中で、私の看板とポスターが甲州街道の青柳地域に貼り出していることを覚えていただき、大変嬉しく思います。

 昨年亡くなられた三田敏哉都議会議員が、常日頃からのポスター掲示に大変な努力をされていた意味が良く分かります。

 フォレストイン昭和館と言えば、今後は閉鎖が予定されており、昭和の森ゴルフコースの敷地と共にとある企業の流通センターになるそうです。

 そこで昭島ロータリークラブのフォレストイン昭和館関係者に話を聞いたところ、閉鎖時期は数年後とのことです。

 大ホールが東京都商工会青年部青年の主張大会の会場だったこともあり、閉鎖されることは非常に寂しく思います。

 ロータリークラブに所属する中で多摩地域におけるより良い連携に向けて努力したいと考えています。

 
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11月9日 本日は12月議会の議案説明を受け、午後からは多摩川衛生組合議会に出席し、夜には消防団第一分団で秋の火災予防広報活動をしました

2023年11月09日 | 多摩川衛生組合議会
 こんにちは、おでんのタネにおけるベストスリーは「たまご」「ちくわ」「こんにゃく」の石井伸之です

 本日は12月議会の議案説明を受け、午後からは多摩川衛生組合議会に出席し、夜には消防団第一分団で秋の火災予防広報活動をしました。

 早いもので12月の定例議会が約20日後に迫っています。

 まだ全議員に対する議案説明が終わっていないので、内容については控えさせていただきますが、物価高騰に対する各種支援施策は重要な施策の一つと考えています

 困ったときはお互い様の精神で、支援の必要な方々に対する政策を前に進めて欲しいところです。

 午後2時からは多摩川衛生組合議会が多摩川クリーンセンターで行われました

 可燃ごみ焼却施設である多摩川クリーンセンターは、平成10年に竣工して以来、一日250トンの可燃ごみを焼却しています。

 約25年が経過する中で、建て替えもしくは延命化の工事が迫られています

 そこで、当施設は15年間の長寿命化(延命化)に向けて大規模改修工事を実施することとなりました。

 国立市・府中市・狛江市・稲城市の皆様が安心して可燃ごみを出すことの出来る環境整備に向けて努力致します

 今後とも市民の皆様には、ゴミの減量化とゴミの更なる適正な分別に向けてご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い致します。

 写真は家内が作ってくれた芋ようかんです。くにニャンが食べたそうにしています
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10月27日 本日は名古屋市北名古屋工場を視察しました

2023年10月27日 | 多摩川衛生組合議会
 こんにちは、ごみ減量に向けて様々な手法を学びたいと考えている石井伸之です

 本日は、多摩川衛生組合議会で名古屋市北名古屋工場を視察しました。

 名古屋市北名古屋工場は、名古屋市、北名古屋市、豊山町から発生する可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみを溶融処理する施設で、令和2年7月より運営を開始しました

 事業の実施にあたっては名古屋市と契約した株式会社北名古屋クリーンシステムが、施設の設計・建設から運営・維持管理(20年間)までを行います。

 処理規模としては可燃ごみ660t/日(330t/日×2炉)不燃ごみ・粗大ごみ 50t/5時間です

 可燃ゴミピットは5000トンものゴミを溜めることが出来ます。

 処理方法としては、ガス溶融炉に可燃ごみを投入して1800度の高温で溶融処理します

 溶融物は1時間に1回炉外に取り出され、瞬時に冷却した後にスラグやメタルとして再資源化されます。

 ゴミピットを見ると、細かな紙屑が舞っており、紙ごみとの分別を進めることが重要と感じました

 再資源化率が100%となっており、スラグはブロックなどの資材に活用され、メタルは業者が引き取りに来るそうです。

 多摩川衛生組合は最後に残った灰をエコセメントとして活用しています

 様々な手法を検討する中で、多摩川クリーンセンターの将来について検討を重ねて行きたいと考えています。







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10月26日 本日は多摩川衛生組合議会で愛知県八穂クリーンセンターを視察しました。

2023年10月26日 | 多摩川衛生組合議会
 こんにちは、視察時における写真の取り扱いには十分気をつけたいと考えている石井伸之です

 本日は、多摩川衛生組合議会で愛知県八穂クリーンセンターを視察しました。

 新型コロナウイルス感染症によって、多摩川衛生組合議会の視察も中断していましたが、今年度より再開することになりました。

 初日の視察先は海部(あま)地区環境事務組合が運営する八穂クリーンセンターです

 平成12年4月1日に海部地域1市11町村で設立され、現在は、津島市、愛西市、弥富市、あま市(旧甚目寺町を除く)、大治町、蟹江町、飛島村の4市3町村で構成する一部事務組合です。

 平成14年6月稼働のごみ処理施設「八穂クリーンセンター」では、ごみ焼却の廃熱を回収して、廃棄物発電や場内給湯及び暖房、また、近隣福祉施設への高温水供給等に役立てるほか、資源のリサイクル等を題材とした環境学習教室も毎月実施しております。

 八穂クリーンセンターは愛知県弥富市鍋田町八穂399番地3に位置しています

 処理能力は110t/24h×3基(全連続燃焼式)施工業者は三菱重工業株式会社です。

 課題は何といっても、リチウム電池の混入となっています

 実際にゴミピットで火災が発生した際には、速やかに放水銃で消火するそうです。

 放水銃の操作も機械化されており、ゴミピットを画面上で区割りしており、タッチパネルで指示すると方向へ放水する仕組みとなっています

 消火作業中は焼却施設が止まってしまいますので、リチウム電池を可燃ごみに入れないようどうぞよろしくお願い致します。

 また、リサイクルプラザも設置されており、自転車等の大きなゴミもソフトに破壊して、金属と可燃物に分別されます

 ごみ処理施設は日進月歩で進化を遂げておりますので、先進事例を学ぶ中で多摩川衛生組合の運営に役立てたいと考えています。

 以下、視察時の写真です。


 実際に燃えたリチウム電池です。



 資料が展示してあります。





 ラジオの電波塔です。


















 

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9月5日 本日は多摩川衛生組合クリーンセンター多摩川長寿命化計画の説明を受け、その後は市役所で献血をしました

2023年09月05日 | 多摩川衛生組合議会
 こんにちは、当たり前にゴミを出すことの出来る社会を守りたいと考えている石井伸之です

 本日は午前10時より多摩川衛生組合事務局長を始めとする方々より説明を受け、その後は市役所で献血をしました。

 国立市は可燃ごみを稲城市にあるクリーンセンター多摩川で焼却しています。

 このセンターでごみを燃やす為に、国立市は多摩川衛生組合に、稲城市、狛江市、府中市と共に所属しています

 各市議会から4名の議員が、多摩川衛生組合議会議員として選出されており、今期は自民党から青木議員と私、公明党から山口議員、社民ネット風の会派から藤田議員が所属しています。

 10年以上も前になりますが、多摩川衛生組合では塩酸漏洩事故や蛍光管を投入する不適正なごみ処理が行われていました

 こういったことが無いよう、議会がチェック機能を発揮することが重要です。

 本日は令和19年まで稼働可能となるよう、大規模改修工事を行う旨の説明を受けました。

 更なるごみ分別の工夫として、金属が含まれている焼却灰と金属が殆ど含まれることは無いと考えられる焼却灰に分別して、金属が混入している焼却灰は業者へ売却するとの説明がありました

 令和19年以降は再び長寿命化を行うのか?建て替え工事を行うのか?この点は今後協議をしていくとのことです。

 国立市民の皆様が当たり前のように可燃ごみを週に2日出すことが出来るよう、多摩川衛生組合議会議員として努力して行きます
 

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7月14日 本日は多摩川衛生組合議会で町田市バイオエネルギーセンターを視察しました

2023年07月14日 | 多摩川衛生組合議会
 こんにちは、2度目の多摩川衛生組合議会議員を務めている石井伸之です

 本日は、午前8時30分に多摩川衛生組合に集合して、町田市バイオエネルギーセンターを視察しました。

 町田市バイオエネルギーセンターは、令和4年(2022年)1月に稼働開始しました。

 この施設は、首都圏発の乾式メタン発酵による都市ごみ処理施設として建設されました

 バイオガスとは?微生物が生ごみなどを発行させることによって発生するガスの事です。

 このガスにはメタンという燃えやすい気体が含まれており、エネルギーとして利用することが出来ます。

 ごみを有効利用する中で、温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を減らすことが出来ます

 町田市における可燃ごみを選別装置で破砕後に約40%がバイオガス化する施設に送られ、残りは焼却処理されます。

 当施設の発電量は、以下の通りです

蒸気タービン発電 45223.73MWh
バイオガス発電   5526.2MWh
太陽光発電       21.3MWh
水力発電        14.1MWh

 見学ルートが非常に充実しており、非常に分かりやすく説明を受けました

 いずれはこういったバイオエネルギーによるごみ処理が当たり前になる時代が到来するかもしれません。

 多くの写真を撮影しましたので、アップさせていただきますので是非ご覧下さい





 施設の模型です。





 ごみ焼却施設の歴史が展示されています。










 バイオガス施設の説明です。



 物を置くと説明が画面上に表示されます。


 発電状況を示しています。












 黒澤部長に撮影していただきました。


 現在解体中の既存施設の敷地です。










 エコセメントの説明です。




 焼却炉の説明です。











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5月29日 本日は午前10時より会派代表者会議、午後2時からは多摩川衛生組合議会に出席しました

2023年05月29日 | 多摩川衛生組合議会
 こんにちは、今期は多摩川衛生組合議会議員を務めることになった石井伸之です

 本日は午前10時より会派代表者会議、午後2時からは多摩川衛生組合議会に出席しました。

 会派代表者会議の主な議題は、議員控室についてと6月議会の議事運営についてです

 議員控室については正副議長の調整によって無事に全議員が了解する形で部屋割が決定しました。

 ただ、6月議会の議事運営については様々な意見が出る中で、コロナ対応を一部残した形で決定しました

 一般質問については3月議会と同様に、出席議員を定足数+1名の議員とし、出席説明員側も答弁の可能性がある方に絞ります。

 通告については各常任委員会における一般会計補正予算のみ実施することとなりました

 ただ、マスクの着用については各個人の自由となりましたので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

 6月議会の状況を見て、9月議会以降の運営方法について丁寧に協議することも確認されました

 新型コロナウイルス感染症に対して、それぞれの認識が微妙に違う事から、その点は丁寧な対応が必要であると感じます。

 お昼には東京国立白うめロータリークラブ理事会と例会に出席し、午後2時からは多摩川衛生組合議会臨時会に出席しました

 本日は正副議長選挙、議会運営委員の選任、監査委員の選出、管理者である稲城市長から行政報告を受けました。

 行政報告の中で令和3年度に比較して令和4年度はごみの搬入量が減少している旨の説明がありました

 多摩川衛生組合議会において令和4年度の可燃ごみ搬入量は、8万7825トンで前年度比で2211トン減少しています。

 不燃ごみ及び粗大ごみ搬入量2914トンで前年度に比べて174トン減少しています

 令和4年度総発電量は3488万8940キロワットアワーで、そのうち売電電力は1989万2130キロワットアワーとなりました。

 売電収入は3億852万6906円になったそうです

 令和4年度の施設見学は小学生を中心に59団体、3318人の施設見学がありました。

 今後とも多摩川衛生組合議会議員として、様々な情報をお伝えしたいと考えています

 市役所に戻ってからは、議会事務局長との打ち合わせを始め、様々な議員や部課長との打ち合わせを行い、一日が無事に終わりました。


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