かぶれの世界(新)

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スマホ忘れた高齢者

2022-11-07 20:11:11 | 日記・エッセイ・コラム
用事が出来てバスで松山に行き、帰りのバスで寝込んでしまった。昨日のジョギングで疲れが溜まっていたせいかもしれない。車内のアナウンスで目が覚め慌ててバスを下りて歩き始め、ポケットに手を突っ込むとスマホが無いことに気付いた。

運よくバスは前方の交差点で信号待ちだった。急いでバスを追いかけドアをノックすると運転手が気付いてドアを開けてくれ、私はスマホを忘れたと言い放って勝手に乗り込んだ。座っていた席に転がっているスマホを掴んで礼を言い車を降りた。ラッキーとしか言い様がなかった。

歩き始めて私はホントに幸運だったと思いつつ、生活の必須のスマホを忘れるなんて、自分が如何に老いたか実感して情けなくなった。そう思うといささか寂しい思いもあった。

実は子供の頃に同じ経験をした。学生時代に修学旅行で関東地方に行った帰りに汽車の中で眠りこけ、大洲駅で慌てて下車した時に父が買ってくれたカメラを忘れた。旅行で同級生と楽しんだ写真を父母に見せようと思っていたのに申し訳なかったと未だに残念な気持ちになる。

つまり、私が老いたからではなく、疲れて忘れたのかも知れない。だが、後期高齢者になって良く忘れ物をするようになったのが現実だ。よく見るテレビ番組「ポツンと一軒家」では私より一回り以上年上の高齢者が山中で一人暮らししてる。言い訳せず頑張らなくちゃ。■
コメント
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