かぶれの世界(新)

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珍しい客

2024-08-29 16:16:02 | 日記・エッセイ・コラム
昨夜は久し振りにエアコンを切って寝た。巨大な台風10号が鹿児島沖に迫っており気温が27度まで下がったからだ。昨夜は微妙な温度で寝たり起きたりと良く眠れなかったが、目が覚めると朝7時半ばを過ぎていた。廊下に出て空を見上げると雨は殆ど降っていなかった。

今日は8時にゴミ捨てと9時半に歯科医の予約をしており、慌ててお決まりの血圧を測定してテレビとスマホの天気予報をチェックした。テレビはかつてない規模の台風が低速移動しており、各地の厳しい被害状況を報じていたがここ大洲盆地は嘘みたいな小雨模様だった。

朝食(その1)豆乳と果物を準備し一旦っ冷蔵庫に入れ、8時過ぎに1週間分の燃えるごみ袋を自転車に積んで捨てに行った。小振りの雨の中を走り歯医者に行けそうだと判断した。急いで家に戻りテレビニュースを見ながら冷蔵庫の朝食を食べた。

台所に下り片づけていると隅の冷蔵庫横に黒いごみを見つけた。顔を近づけるとなんとコオロギ、じっとして逃げなかった。今年の暑い夏はゴキブリを見かけないが、1階台所周辺には異常にアリが多い。コオロギを年に一度か二度見かけるだけ、ほっこりした気分になった。

8時半前に雨具を着け自転車で歯医者に出かける準備をして、玄関を出ようとすると台風が鹿児島に上陸したとのニュースが流れ、やや雨が強くなっていた。何とかなると構わず自転車で表通りに出ると、ゴミ捨てケージにトラックが来てゴミの積み替えをしていた。

突然、避難警報と避難所準備の有線放送が流れた。朝起きた時より雨は強くなったがまだ小雨の範囲 、強風は全くなかった。だが、有線放送で私の心は折れた。表通り横の郷里の偉人のお墓の木の下で歯科医に電話をかけ、土曜日に予定の変更をお願いした。実家に戻るとコオロギは同じところに待っていてくれた。

実家に戻り朝食(その2)ウィンナーを刻み卵を焼いてコーヒーを食べた。(その1)では気にならなかった歯の痛みが戻ってきて、中止していた鎮痛剤を服用した。その後、2階の書斎に戻りマーケットをチェックし、11時頃に廊下に出て外を見ると雨のザーザー振りだった。

その後MLBの野球中継で大谷選手の大活躍を見て、12時過ぎに昼食の準備に台所に下りると珍しいお客はいなくなっていた。すっかり忘れていた。もしかしたら、彼はもうすぐ秋だよと教えに来てくれたのかもしれない。だが鎮痛剤の効果が弱く歯の痛みはまだ残っている。■

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