かぶれの世界(新)

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飛騨高山・白川郷・香嵐渓パック旅行記(5)エピローグ

2022-11-28 18:39:36 | 旅行記
私にとって最大の事故は、旅行が終わった翌日にやって来た。腿の前側の筋肉(大腿四頭筋)が凄く痛いのだ。旅行の2日目も若干の違和感があったが、自宅に戻った翌日から二日目あたりから痛みは酷くなった。理由は白川郷の展望台を全力で登ったからだと直ぐにわかった。

一緒に登った息子は「これくらいで筋肉痛になるなら、雲取山登山は無理だね!」とシラっと言われた時に内心ショックを受けた。田舎にいる時に週に二度三度と山裾歩きをして来て十分鍛えてきた積りだった。加えて週2回はバドミントン練習に参加して来た。

最初に思いついた原因は、個人差はあるがある年齢に達すると年々体力の明らかな劣化を実感するようになると聞いたからだ。家内の兄は80を過ぎてからそうなったと聞いた。今年私は後期高齢者になった。その可能性を考えた時とても嫌な感じを受けた。

もう一つの可能性は、普段の散歩や山歩きは主に腿の後ろ側の筋肉(大腿二頭筋、所謂ハムストリング)を使い鍛えられていたが、腿の前側はそうでもなかった。その兆候は「段差のない床や道でも最近躓くことが増えた」ことではなかったかと推測する。

そうだとすれば、腿を上げて歩き走る、或いは坂道や階段を登る、といったやや強めの訓練を普段からやれば大腿四頭筋が鍛えられる。典型的な老化現象である「平坦な場所で躓く」を防ぎ大腿四頭筋を鍛え、孫と百名山クラスの山登りをチャレンジできるのではないかと願う。

最大の事故はパック旅行がくれた重要なメッセージだったと思う。今日の買い物は大股で歩いてみたが、前方の若者は普通の歩き方で私より早かった。先は遠い。今回のパック旅行で訪れた紅葉も悪くなかったが、大腿四頭筋が元気づけられ一番喜んでいるかもしれない。■
コメント
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