かぶれの世界(新)

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飛騨高山・白川郷・香嵐渓パック旅行記(4)

2022-11-27 11:26:24 | 旅行記
香嵐渓から諏訪湖に向かう三州街道(153号線)は、道路工事が多かった往路の野菊街道(158号線)とは違い普通に整備されていた。峡谷に沿った道を走った印象はなかった。ガスが出てきたせいか夕闇が早く迫ってきて、4時頃には山腹の集落の様子が見えなくなった。

それまでは沿線の放棄された様子の家や田畑を見て、隣席の中年女性と観光旅行には場違いな話が弾んだ。郷里の田舎では女性が出て行き男だけ残った集落とか、50年前に東京に出た私が相続した田畑や山林の厳しい管理状況を紹介し、彼女も実兄の同様な苦労を見たと言い話は続いた。

気を付けて彼女の単独旅行の訳を聞かなかったが、後から家内に話すとそんなの当たり前だと言い放った。何故か窓からの景色が霧で見えなくなった瞬間から話が途切れた。親しく会話が出来たのは、私がいない時に彼女に「話し相手になってくれて有難う」と言ってからと家内は言う!?

事件は一度ならず起こった。諏訪湖SAに下りた時スマホがポケットにないと気付き、慌ててバスに戻り座席を調べたが見当たらなかった。直ぐにSA内まで歩いた道を辿ったが、店内で家内に出会い落し物の店内放送があったと告げられた。直ぐに係の窓口に行きスマホは無事戻って来た。

文字通り真っ青になったが、幸運にも誰かが拾って直ぐサービス窓口に届けてくれ、バスの停車時間内に間に合った。たった10分かそこらの出来事だった。他にも小原四季桜公園で手袋を片っぽ無くしたが、茅野駅に着いた時後方の席の客が見つけてくれた。だが、三度目が翌日起きた。

一言付け加えると、香嵐渓で昼食に食べた出店のソバは正直言って全く美味しくなかった。高山で食べた高山ラーメンも美味しくなかった。美味しくないというより不味いのだ。私の味のセンサーが老化したのかも知れない。私的にはコンビニとかスーパーで軽食を買い込み旅に出るほうがましだ。例外は、ホテルで買って部屋飲みした地酒はメチャ美味しかった。■
コメント
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