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飛騨高山・白川郷・香嵐渓パック旅行記(3)

2022-11-26 21:26:33 | 旅行記
二日目の朝食はついつい食べ過ぎになるホテルのバイキングだった。幸いにもそれ程美味しくなく食が進まず適量で収まった。天気予報通り残念ながら外は雨だった。広い窓から見えるアルプスの山々がホテルの売りだが、雲で近くの景色も含めて台無しだった。

予定通りに8時半にバスは出発、東海北陸自動車道を長良川に沿って南下した。ひるがの高原、郡上八幡、美濃加茂、瑞浪を経由して一般道を山に向かって登り、最初の停車地の小原四季桜公園に立ち寄った。年に二度桜が咲くので、秋の紅葉と桜が混じりあう珍しい風景を見られた。

添乗員によると1700年代に土地の医者が年に2度開花する珍しい品種を手に入れ移植したという。通常より小さな花で豆桜と呼ぶという。雨中の紅葉と桜の組み合わせは全体にぼんやりした印象を与えた。公園を出て山道を走るとバスの窓から四季桜がポツンポツンと見られた。

次の立ち寄り先は豊田市足助(あすけ)町にある紅葉が美しい巴川沿いの香嵐渓で、雨にも拘らず渓谷沿いの散策道は観光客で溢れた渋滞の道を歩くのに苦労した。今年の紅葉はやや褐色っぽいと聞いていたが、外れの巴橋から見た公衆トイレ裏の川沿いの紅葉が唯一真っ赤で綺麗だった。

小原四季桜も香嵐渓の紅葉も有名だと説明を受けたが、正直言うと私は存在すら知らず名前も聞いたことがなかった。なので雨の中傘をさして列をなす沢山の観光客を見て驚いた。多分、我々と同じ様に以前から計画して予約していた観光旅行なのだろう。だが、雨中の紅葉も悪くないと家族は声を揃えて言った。バス以外に車出来た客も多いと彼等は強調した。

これで全ての予定は終わり、バスは三州街道(153号線)を一路北上し、諏訪湖を経由して茅野から特急あずさ54号に乗り、立川で途中下車し自宅に戻った。駅で買った地ワインを家内と飲みながら、旅を振り返った。だが、旅の途中で起こった事件を何度もチクリと指摘された。■
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