かぶれの世界(新)

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渡り鳥が居座り

2022-11-09 20:11:59 | 日記・エッセイ・コラム
このところ長い距離のサイクリングをせず、代わりに川沿いの遊歩道の散歩を続けている。かつての山裾歩きコースのサイクリングは殆どカバーした。もう一つの理由は徒歩やジョギングが減ったので脚力が一部劣化し、バドミントン練習をやった時の動きが悪くなった気がするからだ。

毎夕方に川沿い散歩を再開すると、すぐに気になる発見があった。例年だと11月過ぎて帰京の時期前後になると、渡り鳥のカルガモやシラサギが川辺から姿を消していた。ところが今年は今も数百匹のカルガモが川面を泳ぎ回り、その近くの岸辺にシラサギを見かけるのだ。

昨日よく出会う散歩仲間のオバサンや中年夫婦とは明らかに違う雰囲気の男性に出会った。彼は長いレンズを取り付けたカメラを肩にぶら下げていた。川沿いの散歩道にこのようなアマチア・カメラマンを時々見かける。初めて見た顔だったが構わず声をかけた。

彼は犬を連れた散歩仲間のおばさん達と違って、川沿いの自然をよく観察しているはずだ。そう思って出会ったカメラマンに聞くと、彼は近年渡り鳥が冬になっても渡らないでこの辺に住み着いているという。近年というが、昨年まではこの時期に渡り鳥がいなくなったと思う。

だが、以前誰かに居場所を下流に移しただけと聞いたことがある。一年中実家にいるわけではないので、私が知らないだけでその可能性もある。或いは、温暖化が進み以前より冬が寒くなくなったか、渡り鳥の行先よりこの流域の方がエサが沢山あると聞いたこともある。

今日の夕方散歩に出かけると川面にカルガモの大群と、その近くにシラサギが夫々離れて三匹いた。カルガモは精力的にアチコチ潜ったり泳ぎ回ったりし、シラサギは川岸の浅瀬に静かに立っていた。夫々に交流はなさそうだった。■
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