かぶれの世界(新)

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都会生活に戻る

2015-10-21 23:43:53 | 日記
東京に戻って生活パターンの変化に違和感を感じながらも1週間以上経った。家内と息子が働きに出るので、必然的に私が洗濯や皿洗いなど雑用を効率よくこなさないといけない。日本経済新聞をじっくり読み、ネットでマーケット状況を確認すると2-3時間かかる。我家では誰が生活費を出すかは分担に重要でない、誰が家にいるかだけで決まる。ただ、私の料理は最悪なので遅くなっても家内にやって貰う。

四国大洲市の盆地にありカビに悩み、曇りだと洗濯物が乾きにくかった実家と比べ、ここでは洗濯物が乾き易いのは助かる。半年使わなくてもリモコンのバッテリーが何の支障もなく使えた。午前中にジョギングして汗で濡れたパンツやシャツを、午後一で洗っても夕方には乾く。

一昨日、朝食を済ませルーチン化した洗濯物干しにベランダに出ると、向かいのオバサンと目が合い挨拶した。髪の毛が真っ白になり半年前最後に見かけた時とはすっかり印象が変わっていた。聞くと私が不在の間にガンの手術を受けたのだそうだ。顔色は良くなったが歩行器の助けを借りないと買い物に行けなくなったという。

昨日、午前中にジョギングに出かけ10km弱を走り自宅に戻った時、歩行器を押して歩くオバサンに会った。歩行器が無いと買い物袋が重くて歩けないのだそうだ。一昨年なくなったご主人が酸素ボンベ携帯用に使っていた歩行器だという。私も母の為に実家に取り付けた手すりや段差解消が役に立っていると応じた。

オバサンの息子は両親が病弱になったところで時間の自由が利く会社に転職したそうだ。とても感じが良い青年だと思っていたらもう44歳、本人は結婚する気が無いとオバサンは言った。彼の仲の良い友人5,6人が全員独身だと彼女は諦め口調だった。田舎も都会でも決して他所事ではない。10-20年後の町内の姿は田舎と大して変わらないように感じる。

帰京以来、家内がアレンジして長男の家族と品川でお蕎麦を食べ、翌日は娘夫婦と府中本町でイタリアン、今日は娘と再び府中でコーリアンを食べた。全部美味しかった。半年間田舎で不味い自炊の食事を続けた後では、何を食べても美味しい。食べ過ぎにならないように気を付けているがヤバイ状態になって来た。三十半ばになった息子が市が主催するマラソン大会に出ると聞いて刺激を受け、もう少し運動する機会を増やそうと思う。■
コメント
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