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かぶれの世界(新)

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米騒動の二流報道

2025-05-31 17:56:45 | 日記・エッセイ・コラム
江藤前農相の「買ったことがない」失言に端を発した報道は、私には全マスコミが本質的問題から外れて「文春報道」を続けて大臣を辞任に追い込んだ様に感じた。そして後任の小泉大臣が適切な対応にも拘らず、依然としてマスコミ報道は本質から外れた報道を続けているように感じる。

小泉大臣が農家から小売りまでを繋ぐシステムを「中抜き」して問題の本質を明らかにするまで、どのマスコミも問題指摘しなかった。小泉農相に代わる迄にマスコミがやったことは失言を追及する文春報道を連日続けただけだ。何一つ問題の本質を見抜けなかった。日本マスコミは何という間抜けな恥知らずだと私は思う。

更には、当座の米騒動は何とか対応できても、日本の農業のコメ作りを先々どうするのかは大問題だ。年の半分は田舎暮らしをしている私から見ると、戦後農地解放されて小さな農地でコメ作をして来た農民はどうなるのか更に深刻な状況になりそうだ。彼等には跡継ぎは殆どいない。

深刻な実態を調査して日本の農業の将来を危ぶみ、政治的な対応はどうあるべきか専門家の意見を交えて報道して欲しい。もういい加減失言を追求するだけの二流報道は止めてくれと言いたい。米騒動がまるで芸能人の浮気報道と同じ扱いみたいに感じた。

実は正直言うとこの記事は今日の日経第1面のコラム「春秋」を読んで、米騒動のマスコミ報道が気に入らなくなり、一言言いたくなってこの記事を投稿した。コラム記事は米テスラのユーザーが「この車はイーロンがおかしくなる前に買った」と釈明のステッカーを貼っているというもの。実際、こう考えている人は沢山いるみたいで、テスラのEVの売れ行きは激減してるらしい。

私は一目見て笑ってしまったが、米騒動の報道と共通するものを感じた。米騒動の文春報道にピッタリくるようなステッカーは何か考えてみたが、残念ながら思いつかなかった。私の考え方はかなりズレているだろうが、何故か同じようなイラつきを感じた。■
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田舎暮らし雑感2025(9)

2025-05-30 20:37:08 | 日記・エッセイ・コラム
あっという間に帰郷後1.5か月経ち、5月も明日1日で終わる。田舎暮らしを始めたばかりなのに、6月末には帰京する準備を進めている。何年も続けたスケジュールなのだが、今年はやけに忙しい日々を過ごしている気がする。やらねばならない事が沢山あり追い詰められた気分だ。

先ずは東京松山間のフライト日程をフィックスし、7月1か月間の家族との行事のアレンジし、残りの時間で個人の趣味をやる積りだ。先ず健康面で掛り付け医と健康診断の日取りを決め、整形外科医に腰痛の治療を終わらせ(私案)、誕生日前までに市役所に行きマイナーカードを更新する。

その間に大家族(別居の子供の家族を含む)や小家族(同居の家内と末の息子)との食事会をやり、転職したばかりの娘の亭主の応援のパーティをやりたいと考えている。更に整形外科医に診て貰う前に、空いた時間で徐々にウォーキング距離を伸ばして足腰の様子を確認する。多摩丘陵まで歩き、調子良ければ高尾山から陣馬山、無理する積りはないが可能なら奥多摩を歩きたい。

田舎暮らしで自転車を自由に乗りこなせるようになったが、この数日は歩く力が回復してきたと感じる。4月末に帰郷後初めて山裾歩きをし、大洲盆地南側の和田から徳森(14千歩10キロ)を歩き、用心して歩けば大丈夫と感じた。5月中には五郎駅まで用心せず普通に歩けた(歩幅約60センチ、おばさんより遅い)が、今日は意識して早く歩いた(歩幅約70センチ)。10センチ歩幅を増やすと総歩数が9千歩から8千歩を切った。これで足に異常が無ければ安心して歩ける。

ここに来て急坂の山裾歩きコースを自転車でも走れるようになり、次のステップで山歩きも出来るようになった(と言っても足腰の痛み止め薬カロナールを毎食後に服用しているが)。なので、週の途中で食料が不足した場合に我慢しないで散歩を兼ねてスーパーに買い物に行けるようになった。私の田舎暮らしのあり様は、自転車が必須だがしっかり歩ける様になると自由度が一気に広がった。

今はこれらの計画を頭に入れて田舎暮らしをしている。1週間分の食料の買い物は今では日曜日の昼食後に実用自転車でスーパーに行く事にした。なるべくお客の少ない日曜に行くことにした積りだが、かつて買物客は中国人が目立ったが、今年は他の東南アジアからの人達も増えた。想像するに彼等は寮暮らしの食堂の為に安価なスーパーで驚くほど大量に仕入れてる様に感じる。

棚の品揃えは少しずつ変わって来た感じを受ける。私の行くスーパーは本社が岡山の大手だが、まだ備蓄米は棚に並んでいない。私は全く気にしてない、お米の代りにパンやスパゲッティも時折食べる。今では料理する手間暇がかからないインスタントラーメンをよく食べるようになった。報道と異なり食費はかえって減ったような気がする。良いのか、悪いのか分からないが。■
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新次元・やり過ぎ男

2025-05-28 19:58:40 | 日記・エッセイ・コラム
6日前に実家から56号線沿いの小街中山から瀬戸内海沿いの上灘に、この数年で経験のない距離のをサイクリングした時、私は新しい次元のサイクリストになったと投稿した。翌日は不安だった足の筋肉痛がでず、更に直後3日間は毎日ほぼ1万歩歩いたが膝に何ら異変が起こらなかった。

それから3日経過して昨日夕方川沿いの散歩道を歩き始めた時、馴染みの中年夫人二人組に出会い挨拶し、彼女達は私をさっさと追い越して行った。私はおばちゃん達に軽々と追い越されてショックを受けたので、今までなら用心してゆっくり歩いたが我慢できず一気にアクセルを踏んだ。

それでもおばさん達には追いつけなかった。私が東京にいる時に足腰痛を発症した時はとても歩けない早さで歩いたのだが。それでも、最後まで歩く速度を緩めることなく実家まで急ぎ戻っても異変を感じなかった。そして今朝起きた時も足腰の何処にも異常はなく内心ホッとした。

昔の様に自転車に乗れたらなと思ったが、間を置かず(ほぼ昔の様に)歩けるようになった気がした。しかしあのおばさん達の歩く速さは半端なかった。かつては私は彼女達などに相手にならない速さで歩いたはずなのだが。何れにしても、取り敢えずは昔と同じ速さで歩けるようになりたい。

正直言うと朝二三時間にわたり椅子に座りパソコンを使い新聞を読んだ後、立ち上がって廊下を歩くと暫くの間膝がガクガクする。これは上記の足腰痛に繋がる不具合なのかどうか分からない。しかし、暫く歩くと普通の状態に戻り違和感なく歩け、自転車にも乗れるようになる。

毎朝受信する健康メールによると、立ったままでズボンを履けるかどうかで足腰の健康を確認出来るという。東京にいる時は靴下を履くのでさえ大変で床に座り込んで家内に手伝って貰った。4月に帰郷した頃はベッドに座って屈みこむと腰に痛みを感じたが何とか靴下を履けた。帰郷後1.5か月の今ではベッドに座れば靴下を楽に履け、パジャマも片足立ちで何とか履けるようになった。

帰郷後1.5か月で自転車で何でも買い物に行けるようになり、何処でもサイクリングに行け、実家の周りをどこでも散歩でき、近所の人から見て心配かけることなく何とか普通の老人らしく生活できるようになった。■
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昔からの農家の事情

2025-05-27 20:19:27 | 日記・エッセイ・コラム
小泉農相は政府備蓄米の随意契約による売渡が19社から備蓄米の随意契約を申請があったと発表したと報じられた。私風に言うと政府の倉庫から商店まで所謂「中抜き」で販売し、5キロ2000円の販売価格を実現するというものだ。TV報道の評価は色々なケースで懸案事項を指摘しているが、私は文句言う前に先ず小泉農相の決定を高く評価したい。それはそれとして。

問題が発生して以来、マスコミ報道は現代米騒動の本質的な問題点に到達してないと思う。私は何代も続いたコメ農家の子孫だが、私が物心ついた時は父は役所勤めし、祖父は早逝して母と祖母の「二ちゃん」農家だった。父が農業をやっている姿を見たことがないし、そして私も上京してIT企業に勤めた。なので、農業の本質的問題の一部でも理解したのは数年前だった。

それは数年前、私が70を過ぎて幼馴染で燐家の農業の跡継ぎが作ったお米を直接買わないかと提案を受けた時だった。彼は農協が薦めるお米の収穫時期に従わず、美味しくなる独自の収穫時期を適用し直接知合いに独自価格で販売してた。当時から「中抜き」を実施していた。又、農機具についても農協経由で購入すると割高なので自己調達してた。つまり、何もかも農協経由を使わず独自でお米を作り販売してた。

私は彼に頂いたサンプルを長男に提案したところ、彼は新潟出身の友達に試食してもらい味は美味しいとの評価を貰った。しかし、当時の価格では東京まで配送して貰うと割高になるといって最終的にお断りした。燐家の友の農民は農協を信頼せず独自のコメ作りをしていたが、現在の高価格米で沢山のユーザーを得ていたと思う。言い換えると、小泉農相の決定は市場価格の低下を招き彼は非常に迷惑に思ってるだろう。

しかし、私の知る限り近郊の殆どの農家は全て農協頼りの農業を展開してるはずで、今回の非常に政治的な動きはどう思っているか喜んでいないかもと思う。昔からの個人のコメ作り農家、老化して自作できずコメ作りを依頼している旧農民、作らなくなった農地を集約して米作する組織、夫々の事情があってどう考えているのか分からない。政府はどんな方向に纏めるのか大変だと思う。■
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田舎暮らし雑感2025(8)甥の来訪

2025-05-24 16:48:32 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日の午後、自転車で山間部の小街の中山経由で瀬戸内海沿岸の上灘まで走った時、私は新しい次元のサイクリストになったと宣言した。7時前に気分良く実家に戻った時電話にメッセージが残されていた。シャワーを浴びてパジャマに着替えたところでベルが鳴り、家内の姉の息子から明日来宅したいと確認があり了解した。彼は4月に帰郷以来家に招き入れる初の来客だった。

東京自宅の家内に連絡すると、彼女の姉の亭主が昨年亡くなり一周忌の為に長野から帰郷したと教えてくれた。全く忘れていた。私は歳のせいかこの2-3年の間に認知症が進み何もかも記憶が曖昧になった。自分の子供や孫達の事でも記憶が怪しい、家内の姉は松山の介護施設、その亭主は数年に一度顔合わせするだけだった。甥だけは東京で仕事してたので若い頃から何度も会っていた。

久しぶりに会った彼とは話が弾んだ。既に60歳を超えたが彼は現在も1日6時間働いていると聞いていささか驚いた。私は55歳で早期退職(建前は定年)して都の経営コンサルを暫くやり、その後市主催のITのボランティア教師をし、その後は母の介護を兼ねて年の半分は帰郷するようになった。定年後は彼の様な責任のある仕事はする気にならなかった。まさに「田舎暮らし雑感」に入った。

だが甥は私のブログを読んで自分も同じ様な生活している部分があるという。彼も起床後食事を済ませるとまず市場動向をチェックから始めるという。共感するものを感じて書斎に案内して、パソコンを開き私のやり方を見せた。その途中で私が使っているメーラー(Biglobe)の迷惑メール処理の問題を指摘すると、彼は既にその対応としてGoogleに切り替えたという。

私も是非そうしたいが無理と言うと、彼は一つ一つメルアドの切り替えをやって処理したという。私は連絡先が多くて面倒くさくてメルアド変更等とてもやれないと応えたが、よくそんなこと出来たなと内心感心した。私は長年使っているアプリが結構沢山あって、不都合な所は不便でもマニュアル処理で対応して新しいアプリに切り替えをしてない。新しいものに切り替える元気が出ない。田舎暮らしではこんな話を出来る人はいない、というか知らない。

彼はお土産だといって長野県産のインスタントで作れるゼリーやスープ、煮豆をくれた。私には何も用意してなかったので、彼の車で一緒に「十夜が橋」の食堂に行って名物だという「金曜カレー」を食べた。今まで気になっていたが一度も行ったことがなく、この機会に行こうと誘った。店に入ると中身は「海軍カレー」だというが、味は特別な作りというより私には普通のカレーだった。

食事を終えるとそのまま別れたが、一周忌の為に何もしなかったと後から気付いた。後期高齢者の認知症のせいにするのも何だが、この数年何もそれらしきことをしてない。良いのか悪いのかも分からない。運動能力にばかり気にしてサイクリング等に打ち込んでいるが、記憶力や計算力頭は全く気にしてない。朝食後に日経土曜版の数独をトライしたら上級者の問題(15分)の問題に47分もかかり、初級者のレベルにも達せずがっかりした。悔しいけど、まあ、そんなものか。■
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