かぶれの世界(新)

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母、異変

2015-10-22 17:59:10 | 健康・病気
午前中10時過ぎに携帯が鳴った。母が入居している松山の施設からだった。事務員が出て「母の体調が悪い、先生に代わります」と言い、女性の声に変わった。甲状腺が正常に機能せずホルモンが安定しない、その為血糖値が下がり上手く飲み込みが出来ないので短期入院して全身管理をする、その了解を得たいと言われた。私は「前進?」と聞き直し、医療用語は分からないと言い訳した。

最初に症状が出たのは、私が帰京する2-3ヵ月前に出た徐脈だった。その時は市民病院の検査で心臓に異常がなかったと連絡が入った。その後、徐脈の原因になる可能性があるとして認知症の薬の服用を中止して様子見になっていた。最後に私が見舞った時、母の食欲は平常通りで会話も出来た。徐脈は再発してないが、睡眠時間が長くなったり短くなったり安定しない程度で、様子見を継続すると聞いていた。

一昨日体温が37度に上昇したと連絡を受け、昨日は食事や薬の飲み込みが出来ず点滴で対応していると連絡を受けていた。彼女は母が毎週診察を受けている病院の副医院長だと自己紹介し、院長は甲状腺の専門家で当病院への入院を勧めますと言われ、私は即座に先生の勧めに従いますと答えた。母はその病院に一度入院したことがあり、私も一度見舞ったことがある。余り綺麗じゃなかった・・・がノーとは言えなかった。

甲状腺機能と薬の効果のバランスが取れなくなっているのかと確認し、年をとるとそういうことが起こるのは経験的にも理解できますと医者でもないのに付け加えた。私自身年をとるにつれ生活習慣に薬との組み合わせで、あちらを立てればこちらが立たずという最適解を見つけるのが難しなったという経験的実感だ。

彼女は私が東京にいるとは知らず入院手続等の話を始めたので、その旨伝え施設の事務と話すようお願いした。ついでに医療費は施設が立て替えし月末に纏めて引き落とす仕組みじゃないと泣き言を言った。何れにしろ「必要なら参ります」と言うと、彼女は「深刻な状態になったら連絡します」と言ってくれた。少し安心した。もう少し頑張ってほしい。延命措置をするか否か、近じか判断を迫られる事態になるかも知れない。■
コメント
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