かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感15(終)

2015-10-10 22:39:16 | 日記
田舎暮らし残り3日になった。いつもなら当然やっていたのに放置していた事を、ギリギリになってドタバタでやった。先日の古いお墓の掃除がそうだし、今日の緩斜面の畑とその隣の狭い畑の雑草取りだ。何れも表通りと民家に面しており、最低でも迷惑にならないようにしなければならない。母が元気だった頃の畑の雑草というより、山の斜面特有の笹が年々蔓延って最早畑という状況ではなかった。

この畑の雑草は粘りが強く混合油で動く草刈機ではてこずった。更に笹はもっと性質が悪く、刈り取るには鎌を振るうしかなかった。バドミントンで鍛えた腕力が役に立ったが明日は筋肉痛になるかも知れない。もっと酷かったのは隣の狭い畑に40年前父母が植えた梅の背丈に届かんとするほど伸びた笹だ。更に梅の枝落としは切れの悪い剪定ハサミで総てを切り取るのは無理、予想して予め用意していた小型の鋸が必要だった。

5時間余りかかって曲がりなりに最後の仕事を終えて、いよいよ長い田舎暮らしの総括をする時が来た。4月中頃田舎に来て間もなく5月連休明けに生爪をはがし、その直後に原因不明の痛風の症状が1か月続いた。普通に動けない日が1か月続き、その後遺症で運動能力が低下した。その後少しずつ体力回復していったが、運動能力という点では急に老化が進んだような気がした。

転換になったのはお盆明けに会社勤め時代の同僚で今も現役でネット販売を運営しているM氏に会って食事した時だ。その頃は体力回復の為ウォーキングに勤めており、4kmの道を歩いて待ち合わせ場所の喫茶店に行った。その帰りに車なら絶対通らない道を歩き市立体育館でバドミントン練習を見て、ママさんクラブにお願いして練習に参加させて貰った。その後2か月間にわたり週3日のペースでバドミントン練習をした。

バドミントン練習はかなりハードだと思うが、そこはママさんクラブで私の体調に丁度合っていたと思う。普段の生活やウォーキングでは使わない筋肉を鍛え目に見えて体力回復が進んだ。膝の痛みが軽減されたので、先月後半からもっと厳しいジョギングを再開して、体力がほぼ元に戻ったのを確かめることが出来た。大腿四頭筋の強化が脚力を強くし、膝にも良い影響が表れた。

田舎暮らしを体調面で分けると、谷に落ちた前半と谷から這い上がった後半に分けられる。今回は体調が影響していつもならもっと積極的に取り組んだお墓や田畑を十分に面倒見きれなかった。それが最後になってツケを払う原因になった。多少は雨が多かった天候のせいもある。実は後半は中国経済成長の停滞が明らかになった時期と偶然に一致し、この時期私の金融資産が大幅に減った。体力回復が気分転換になったかもしれない。

ついでに言うと、読書量がこのところ毎年減っている。今年は更にペースが下がって読まなかった、というか読めなかった。そこまで体調のせいにする積りはない。田舎にはちゃんとした図書館が無いのが理由の一つだ。以前より時間をかけて新聞を読むようになったのが二番目の理由、体調が三番目と言ったところだ。帰京したらもっと読書量を増やすよう工夫してみたいと思う。■
コメント
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