雨の日でも楽しめる山というと、まず尾瀬が思い浮かびます。季節に応じて移り変わる花を楽しめますが、丁度トガクシショウマの花が盛りのはずです。
新潟から出かけるのに一番近い、小沢平から渋沢温泉小屋経由のコースで尾瀬に入ることにしました。幾つもある尾瀬の登山口の中でも、最も登山者が少なく、駐車場の心配はいらない、お気に入りの登山口です。
他に三台の車が停められていましたが、登山者には出会わなかったので、山菜採りか釣り人のもののようです。
只見川の河畔に下ると、ブナの原生林の中に登山道は続きます。
地図とは違って、尾根の乗り越しのアップダウンがあるため、ひと汗かくことになります。
水が白く濁ったシボ沢を渡ると、その先で渋沢温泉小屋に出ます。
分岐から少し入ったところに渋沢温泉小屋があります。登山者よりも釣り客が泊まるようです。
ここからは本格的な登りが始まります。周囲には、美しいブナ林が広がっています。
尾瀬のいっかくに到着して、トガクシショウマに一年ぶりの再会です。
曇り空ですが、風もなく、写真の撮影には好都合でした。
ブナ林の林床には、コミヤマカタバミの花も咲いていました。
ツバメオモト
温泉小屋に到着すると、原の眺めが広がります。開放感に浸ることのできる瞬間です。リュウキンカが黄色く原を染めていました。
リュウキンカは盛りの状態でした。
ヒメイチゲ
ミズバショウは終盤にかかってきていました。
タテヤマリンドウも花盛りになっていました。
花を見ながら木道を歩いていくと、下田代十字路が近付いてきました。
山小屋が立ち並んで、尾瀬ヶ原の中心地になっている下田代十字路ですが、時間の関係で、まだ静かな状態でした。
キャンプ場脇にあったミネザクラは満開でした。
尾瀬ヶ原を散策するため、竜宮小屋へ向かいます。至仏山の山頂部が雲に隠されていましたが、尾瀬ヶ原の眺めを楽しむには十分でしょう。
ワタスゲも白い綿毛を広げる寸前になっていました。
シロバナエンレイソウも発見。
竜宮小屋の十字路のベンチで大休止にしました。もう少し歩きまわるので、安心してビールを飲むことができます。
池塘と景鶴山の眺め。
池塘と至仏山の眺め。尾瀬は、訪れるたびに違った風景を見せてくれます。
枯草色の原をよく見ると、ヒメシャクナゲの蕾が膨らんでいました。
リュウキカと白樺の林。
木道脇は暖かいのか、ミツガシワの花が開いていました。
竜宮の入口。カルスト地形になっており、沢の流れは、ここで地中に潜り、木道を挟んだ先で地表に出てきます。NHKの番組で、以前、水中カメラを潜らせて撮影したことがあります。
中田代三叉路めざして進みます。
尾瀬の代表的撮影スポットの六兵衛堀。竜宮小屋に泊まり、夜明け時からここでカメラを構えてシャッターチャンスを待つというのが定番です。大型三脚を据え付けたカメラマンが昼時になってもいますが、芸術作品は期待できないでしょう。ミズバショウも終わりかけなので、記念写真がよいところ。
中田代三叉路で折り返して東電小屋に向かいます。
こちらは、小さな池塘が多く、違った風景を楽しむことができます。
ヨッピ橋を渡ると、東電小屋が近付いてきます。雨が降り出して傘をさしながらの歩きになりました。
東電尾瀬橋を渡れば、その先で下田代十字路から温泉小屋への道に出て、尾瀬ヶ原を一周したことになります。
雨も本降りになったため、カメラもしまいこみ、下山に専念することになりました。
今回の尾瀬も花を楽しみながらの歩きになりました。もうすぐニッコウキスゲの季節になり、尾瀬ヶ原も賑わうようになるでしょう。
新潟から出かけるのに一番近い、小沢平から渋沢温泉小屋経由のコースで尾瀬に入ることにしました。幾つもある尾瀬の登山口の中でも、最も登山者が少なく、駐車場の心配はいらない、お気に入りの登山口です。
他に三台の車が停められていましたが、登山者には出会わなかったので、山菜採りか釣り人のもののようです。
只見川の河畔に下ると、ブナの原生林の中に登山道は続きます。
地図とは違って、尾根の乗り越しのアップダウンがあるため、ひと汗かくことになります。
水が白く濁ったシボ沢を渡ると、その先で渋沢温泉小屋に出ます。
分岐から少し入ったところに渋沢温泉小屋があります。登山者よりも釣り客が泊まるようです。
ここからは本格的な登りが始まります。周囲には、美しいブナ林が広がっています。
尾瀬のいっかくに到着して、トガクシショウマに一年ぶりの再会です。
曇り空ですが、風もなく、写真の撮影には好都合でした。
ブナ林の林床には、コミヤマカタバミの花も咲いていました。
ツバメオモト
温泉小屋に到着すると、原の眺めが広がります。開放感に浸ることのできる瞬間です。リュウキンカが黄色く原を染めていました。
リュウキンカは盛りの状態でした。
ヒメイチゲ
ミズバショウは終盤にかかってきていました。
タテヤマリンドウも花盛りになっていました。
花を見ながら木道を歩いていくと、下田代十字路が近付いてきました。
山小屋が立ち並んで、尾瀬ヶ原の中心地になっている下田代十字路ですが、時間の関係で、まだ静かな状態でした。
キャンプ場脇にあったミネザクラは満開でした。
尾瀬ヶ原を散策するため、竜宮小屋へ向かいます。至仏山の山頂部が雲に隠されていましたが、尾瀬ヶ原の眺めを楽しむには十分でしょう。
ワタスゲも白い綿毛を広げる寸前になっていました。
シロバナエンレイソウも発見。
竜宮小屋の十字路のベンチで大休止にしました。もう少し歩きまわるので、安心してビールを飲むことができます。
池塘と景鶴山の眺め。
池塘と至仏山の眺め。尾瀬は、訪れるたびに違った風景を見せてくれます。
枯草色の原をよく見ると、ヒメシャクナゲの蕾が膨らんでいました。
リュウキカと白樺の林。
木道脇は暖かいのか、ミツガシワの花が開いていました。
竜宮の入口。カルスト地形になっており、沢の流れは、ここで地中に潜り、木道を挟んだ先で地表に出てきます。NHKの番組で、以前、水中カメラを潜らせて撮影したことがあります。
中田代三叉路めざして進みます。
尾瀬の代表的撮影スポットの六兵衛堀。竜宮小屋に泊まり、夜明け時からここでカメラを構えてシャッターチャンスを待つというのが定番です。大型三脚を据え付けたカメラマンが昼時になってもいますが、芸術作品は期待できないでしょう。ミズバショウも終わりかけなので、記念写真がよいところ。
中田代三叉路で折り返して東電小屋に向かいます。
こちらは、小さな池塘が多く、違った風景を楽しむことができます。
ヨッピ橋を渡ると、東電小屋が近付いてきます。雨が降り出して傘をさしながらの歩きになりました。
東電尾瀬橋を渡れば、その先で下田代十字路から温泉小屋への道に出て、尾瀬ヶ原を一周したことになります。
雨も本降りになったため、カメラもしまいこみ、下山に専念することになりました。
今回の尾瀬も花を楽しみながらの歩きになりました。もうすぐニッコウキスゲの季節になり、尾瀬ヶ原も賑わうようになるでしょう。