さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
http://iide.hp.infoseek.co.jp/

さすらいの風景 プラハ その7

2011年11月11日 | 海外旅行
カレル橋の上には、30体の聖人像が飾られています。プラハ城のあるマラー・ストラナ側から順番に見ていきました。

像の番号は、地球の歩き方に載っているものです。

16.聖ヴァーツラフ像

聖ヴァーツラフ(907~35?)は、922年頃、それまで統一されてなかった西ボヘミアの支配者となりますが、キリスト教に反対する弟のボレスラフ一世によって暗殺されてしまいます。後世ボヘミアの守護神に祀り上げられ、その絵姿はボヘミアの紋章に使われていました。

なお、1番の「救世主と双子の聖コスマスとダミアヌス像」は、ありませんでした。



2.聖ヴィート=ヴィトゥス像

4世紀初頭のディオクレアティヌス帝の迫害の時代、異教徒の父親に改宗をすすめられますが、家庭教師や乳母とその夫とともに南イタリアに逃れて捕らえられ、殉教しました。10世紀に、プラハは聖ヴィートの片腕をもらい受け、聖ヴィトゥス教会を建てました。



17.マタの聖ヨハネとヴァロフの聖フィリックス及び聖イワン像



3.聖ペニート=フィリッホ像。唯一の大理石像



18.聖ヴォイチェフ=アダルベルト像



4.聖カイェタヌス像



19.聖ルトガルディス



5.聖アウグスティヌス像



20.トレンティーノの聖ニコラス像



6.聖ダタイのユダ像



21.聖ウィンケンティウス・フェレリウスとプロコプ像



7.パドゥアの聖アントニウス像



22.燭天使に守られた聖フランチェスコ像



8.聖ヤン・ネポムツキー像

ヤン・ネポムツキーはヴァーツラフ四世時代、王の二度目の妃の告悔僧でした。王は若く美しい王妃を大変愛していましたが嫉妬深く、ネポムツキーに王妃の告白を漏らすよう迫りましたが断られました。やがて彼は王と大司教に憎まれ、拷問の末1393年3月20日の夜、石橋の上からヴルタヴァ川に投げ込まれたといいます。

聖ヤン・ネポムツキー像は、しばしば十字架や棕櫚の枝を手にし、頭上に5つの星が輝く人物として描かれます。



台座には、三枚のパネルがはめ込まれており、この左のものは、王妃の告解の場面が描かれています。なぜか、犬の像が触られて光っています。



右には、ヴルタヴァ川に投げ込まれる場面が描かれています。



23.聖ルドミラとヴァーツラフ像



9.聖ノルベルト、ヴァーツラフ、ジギスムント像



24.聖ボルジャ・フランシスコ像



10.洗礼者ヨハネ像



25.聖クリストフォルス像



11.キュリロスとメトデウス像



26.聖フランシスコ・ザヴィエル像

彼の布教した東洋(黒人、インド人、タタール人、日本人)らが、聖人を盾に乗せ担いでいます。



偃月刀や辮髪など、日本人とは見えず、これでは中国人ですね。



12.聖アンナ、聖母とみどり児像



27.聖ヨゼフ像



13.ブロンズの十字架像



28.ピエタ像



14.聖母と聖ドミニクス、トマス・アクィナス像



29.聖バルバラ、聖マルガリータ、聖エリーザベト像



15.聖母と聖ベルナルドス像



30.聖イヴォ像

橋の上は大混雑で、記念写真を撮るものも多いため、ベストの方向から撮影できなかったものもありましたが、ともかく全セットをそろえることができました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さすらいの風景 プラハ その6 | トップ | さすらいの風景 プラハ その8 »
最新の画像もっと見る

海外旅行」カテゴリの最新記事