カプツィーナ皇帝納骨堂の見学を終えて、次は王宮の宝物館に向かうことにしましたが、その前にすぐ近くのノイアー・マルクト広場にある宝石店のケッヒャートのショーウィンドーを見ていくことにしました。
ケッヒャート宝石店は、ウィーン会議の開かれた1814年の設立。1868年には皇帝フランツ・ヨーゼフによって宮中御用達宝石商に指名されました。
買い物の対象にはならないお高い宝石が並んでいますが、右下の星形髪飾りが見たかったものです。
エリザベート(シシー)の肖像画としては、1865年にヴィンター・ハルターによって描かれたこの絵が最も有名になっています。髪には、27個の星の髪飾りが取り付けられています。
(写真は、王宮家具博物館でのもの。)
星の髪飾りには、ダイヤモンドがちりばめられています。
オリジナルは、皇帝夫妻の最初の結婚記念日に、ケッヒャートによって制作され、これは2004年にフランツ・ヨーゼフとエリザベートの成婚150年を記念して作られた復刻版です。
復刻版の価格は、13,800ユーロ(およそ200万円)とも言われています。宝飾品としてはべらぼうな値段ではありませんが、これが27個となるとたいへんですね。
私らには、このスワロフスキー・クリスタルを素材とした「シシィの星」シリーズが手に届く範囲の土産物品になります。それでも数千円はしますがね。
ケッヒャートのものと比べると、形が違っています。
ミュージカル「エリザベート」でも、第一幕の大詰めにおいて、この星のドレスを着たシシーの登場がクライマックスになっています。
これは、「エリザベート ― オリジナル・ウィーン・キャスト」より。
こちらは、「エリザベート スペシャル ガラ・コンサート」より
いずれにせよ、この衣装を着たシシーの登場だけで拍手が湧きあがるということになります。
スイス門をくぐって、王宮宝物館に向かいます。
王宮博物館には、ハプスブルク家ゆかりの宝物がおさめられています。
オーストリア帝国の王冠・王笏・宝珠。
皇帝の衣装も展示されています。時間に限りもあるので、ひとつずつの説明の確認は行いませんでした。
ナポレオンとマリー・ルイーズとの間にできたナポレオン2世のベビーベッド。
ナポレオン2世は、ナポレオン失脚後はマリー・ルイーズの実家であるハプスブルグ家で育てられました。
神聖ローマ帝国の王冠。
1641年に作成された2680カラットのエメラルドの器。
黄金でできた洗礼式の水差しと水盤。
スティーブン・ボチカイの王冠。17世紀初頭にオスマン帝国のスルタンによって、ハンガリー王子とトランシルバニアのスティーブン・ボチカイに与えられました。
ハプスブルク朝の王と皇帝の家系樹。
興味深い展示品が並んでいるのですが、数も多いので、足早に通り過ぎるだけになってしまいました。
ケッヒャート宝石店は、ウィーン会議の開かれた1814年の設立。1868年には皇帝フランツ・ヨーゼフによって宮中御用達宝石商に指名されました。
買い物の対象にはならないお高い宝石が並んでいますが、右下の星形髪飾りが見たかったものです。
エリザベート(シシー)の肖像画としては、1865年にヴィンター・ハルターによって描かれたこの絵が最も有名になっています。髪には、27個の星の髪飾りが取り付けられています。
(写真は、王宮家具博物館でのもの。)
星の髪飾りには、ダイヤモンドがちりばめられています。
オリジナルは、皇帝夫妻の最初の結婚記念日に、ケッヒャートによって制作され、これは2004年にフランツ・ヨーゼフとエリザベートの成婚150年を記念して作られた復刻版です。
復刻版の価格は、13,800ユーロ(およそ200万円)とも言われています。宝飾品としてはべらぼうな値段ではありませんが、これが27個となるとたいへんですね。
私らには、このスワロフスキー・クリスタルを素材とした「シシィの星」シリーズが手に届く範囲の土産物品になります。それでも数千円はしますがね。
ケッヒャートのものと比べると、形が違っています。
ミュージカル「エリザベート」でも、第一幕の大詰めにおいて、この星のドレスを着たシシーの登場がクライマックスになっています。
これは、「エリザベート ― オリジナル・ウィーン・キャスト」より。
こちらは、「エリザベート スペシャル ガラ・コンサート」より
いずれにせよ、この衣装を着たシシーの登場だけで拍手が湧きあがるということになります。
スイス門をくぐって、王宮宝物館に向かいます。
王宮博物館には、ハプスブルク家ゆかりの宝物がおさめられています。
オーストリア帝国の王冠・王笏・宝珠。
皇帝の衣装も展示されています。時間に限りもあるので、ひとつずつの説明の確認は行いませんでした。
ナポレオンとマリー・ルイーズとの間にできたナポレオン2世のベビーベッド。
ナポレオン2世は、ナポレオン失脚後はマリー・ルイーズの実家であるハプスブルグ家で育てられました。
神聖ローマ帝国の王冠。
1641年に作成された2680カラットのエメラルドの器。
黄金でできた洗礼式の水差しと水盤。
スティーブン・ボチカイの王冠。17世紀初頭にオスマン帝国のスルタンによって、ハンガリー王子とトランシルバニアのスティーブン・ボチカイに与えられました。
ハプスブルク朝の王と皇帝の家系樹。
興味深い展示品が並んでいるのですが、数も多いので、足早に通り過ぎるだけになってしまいました。