さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 桂林の旅 七星公園パンダ館

2011年04月25日 | 海外旅行
七星公園は、桂林市内最大の公園で、山の並びが北斗七星に似ていることから名前が付けられています。

公園内には、駱駝岩や鍾乳洞などの見どころがありますが、併設の動物園にいるパンダに会いに訪れました。



大熊猫館という標識に従って進みます。



園内は、美しく整備されています。



駱駝岩の頭の部分が見えていました。右手の胴体の部分は木に隠されています。近くによれば、全体像を良く眺めることができるようですが、時間の関係もあり、ここではパンダを見るだけです。



大熊猫館に到着して、まず出迎えてくれたのは、36歳の記録的高齢で死んだ美美のはく製。



雌の「月月(ユエユエ)」は、高齢のためか、まったく動かず。動かないパンダは、ぬいぐるみをおいておいても見分けがつきません。

以前は、牝の「月月」と雄の「陽陽」がいたのですが、歳の差が大きかったため繁殖ができず、「陽陽」は別の動物園に移されて、一人きりになってしまっています。



そこで、2009年にやってきたのが、この「鳳儀(フォンイー)」と「美欣(メイシン)」の2頭の若いパンダです。二頭とも牝なので、いずれ雄と交換されるのでしょうか。



「鳳儀(フォンイー)」のネームプレート

残念ながら、中国語の部分は判りません。



「美欣(メイシン)」のネームプレート



館内のパンダを見ていると、ほどなく館外での朝食タイムになりました。現地ガイドが、時間を見計らって案内してくれたおかげです。



朝食は竹ではなく、パンダクッキーでした。



これまでにも、パンダは上野動物園や北京の動物園で見てきましたが、今回は間近でゆっくりと見ることができました。見学者は、私たちグループだけしかいませんでした。



しぐさもかわいいですね。





二頭の区別はつきませんね。

左が見学台の縁で、間近に見ることができます。












一頭のパンダが、自分の餌を食べ終えて、もう一頭に近寄ってきました。



一頭が持っていた餌をとりあげて、脇に座って食べ始めました。



後ろが、餌を取り上げられたパンダ。恨めしそうな顔をしています。?



朝食を終えて、ひと休み。



じっくりとパンダを見てからパンダ館を出ると、レッサーパンダがいました。



レッサーパンダは、中国語では、小熊猫といいます。

ところで、パンダで最初に発見されたのは、レッサーパンダでした。そのため、猫に似た熊ということで、猫熊という名前が付けられました。その後にジャイアントパンダが発見されたため、大小を付けて区別することになりました。

ならば、大熊猫というのはどうしたことだという疑問がわいてきます。中国語では右から読むために、ネコグマを表すため熊猫と書いたものが、いつのまにか左から読むような誤解が生じたために、クマのようなネコという訳のわからないものになってしましました。昔の文化人が多数移り住んだ台湾では、正しく大猫熊と呼ぶようです。



中国土産では、パンダ製品が多くなりますね。これは、桂林空港に並んだパンダのぬいぐるみ。



我が家用に買ったパンダ。



娘がパンダのぬいぐるみを土産にといっていたので買いましたが、あげて無くなるのは残念なので、二つ買うことに。



パンダチョコレート。



パンダによる太極拳の振りが描かれたパンダのTシャツ。

パンダを見たせいか、土産にもパンダ製品が多くなりました。
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