さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 プラハ その6

2011年11月10日 | 海外旅行
プラハ城の丘を下りて、カペル橋のたもとに出ました。



ヴルダヴァ川に並行して走る運河には、観光用の小舟が行きかい、空には気球が浮かんでいました。



カペル橋に上がろうとすると、ウェディング姿のカップルがおり、カメラを向けると、手を振ってこたえました。



コングラチュレーションと叫ぶと、キスを交わしました。まさにスター気分でノリノリでした。

この日は、記念写真や市庁舎への結婚届の提出などの、ウェディング姿のカップルを何組も見かけました。



カレル橋は、プラハを代表する観光スポットであるため、観光客で大賑わいでした。



カレル橋は、14世紀後半から15世紀はじめにかけて、ヴルダヴァ川に架けられた、プラハ最古の石橋です。全長520m、幅は約10mで、ゴシック様式で建築されています。



橋の上には、30体の聖人像が置かれており、似顔絵描きや土産物屋も出て、にぎわっています。



橋の両たもとには橋塔が建てられています。

橋の上でひとまず自由行動となり、集合が旧市街側だったので、まずはプラハ城のあるマラー・ストラナ側から見ていきました。

聖人像の写真は、まとめて別項目にします。



カレル橋のか架かるヴルダヴァ川は、モルダウ川といった方が判りやすいかもしれません。スメタナの「我が祖国」の第二曲でおなじみですね。



いくつもある聖人像の中でも、聖ヤン・ネポムツキー像は、一番人気です。

聖ヤン・ネポムツキーの伝説を繰り返すと、「国王ヴァーツラフ4世が王妃の不貞を疑ったとき、王妃の聴聞師だった僧侶ネポムツキーは、どんなに脅されても王妃の告解の内容を明かそうとしなかった。そこで怒った暴君は、この善良な僧侶をカレル橋から突き落として殺した。」というものです。



聖ヤン・ネポムツキーが、カレル橋からヴルダヴァ投げ込まれたことは確かなようで、ここがその現場ということのようです。レリーフに触るとご利益があるということで、光っています。



眺めを楽しみながら旧市街側に移動していきました。



振り返ると、プラハ城が見えていました。



カレル橋の脇から見たプラハ城



プラハ城内の聖ヴィート大聖堂がひときわ高く見えます。



旧市街側の橋塔。

1400年に完成し、通行料の徴収や防御のために造られたものです。



橋塔の入り口では、昔の兵士の姿をして、客を呼び込んでいました。
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