上杉家に関連した場所で、度々現れる旗について説明しておきましょう。
「毘」の旗は、「刀八毘沙門(とうはちびしゃもん)」と呼ばれる軍旗。
四天王のうち北方を守る多聞天は、四神そろいでない単独の時は、一般に毘沙門天と呼ばれます。右手に宝塔、左手に宝棒を持つ姿の他に、いろいろな形の像がありますが、そのうち何本もの手に刀を八本持った像が多く見られ、戦国武将の守り本尊だったといいます。
上杉謙信が毘沙門天を信仰して旗印に使っているわけですが、、「刀八毘沙門」というと、この軍旗をさすことの方が多いようです。
「懸り乱れ龍」と呼ばれ、総攻撃の際に本営に掲げられたという軍旗。
「龍」の字が崩し文字で書かれているため、この名前で呼ばれるようです。
この龍は、不動明王と関係があり、不動明王の持つ倶梨伽羅剣に龍が巻きついていることから、仏敵を倒すシンボルになっているようです。
「紺地日(朱)の丸」
上杉謙信の父の長尾為景が朝廷から下賜されたもので、上杉家の重宝とされ、
平時は春日山城の毘沙門堂に納められ、戦時には本陣に飾られたようです。
「毘」の旗は、「刀八毘沙門(とうはちびしゃもん)」と呼ばれる軍旗。
四天王のうち北方を守る多聞天は、四神そろいでない単独の時は、一般に毘沙門天と呼ばれます。右手に宝塔、左手に宝棒を持つ姿の他に、いろいろな形の像がありますが、そのうち何本もの手に刀を八本持った像が多く見られ、戦国武将の守り本尊だったといいます。
上杉謙信が毘沙門天を信仰して旗印に使っているわけですが、、「刀八毘沙門」というと、この軍旗をさすことの方が多いようです。
「懸り乱れ龍」と呼ばれ、総攻撃の際に本営に掲げられたという軍旗。
「龍」の字が崩し文字で書かれているため、この名前で呼ばれるようです。
この龍は、不動明王と関係があり、不動明王の持つ倶梨伽羅剣に龍が巻きついていることから、仏敵を倒すシンボルになっているようです。
「紺地日(朱)の丸」
上杉謙信の父の長尾為景が朝廷から下賜されたもので、上杉家の重宝とされ、
平時は春日山城の毘沙門堂に納められ、戦時には本陣に飾られたようです。