さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 西安 その9

2010年07月26日 | 海外旅行
最後に、文物陳列館を見ました。



吹き抜けには、大きな人形が飾られていましたが、お目当ては、地階にあります。



二分の一サイズで作成された銅馬車が展示されています。



1980年12月に二台の馬車が発掘されました。こちらは、一号車と呼ばれています。

人・馬・車は銅で造られ、金銀で装飾されています。





こちらは、二号車。



このような埋葬品が、これからも発掘される可能性があります。





土産物を売っている総合サービスセンターでは、兵馬俑の発見者である楊氏が、カタログを売っているのに出会うことができました。右は、息子。1974年に井戸を掘っていたときに、偶然に発見したといいます。兵馬俑の発見は、発見者がまだ生存しているほど最近のことだったのですね。



このカタログを売っています。



兵馬俑発見者のサイン入りです。

兵馬俑の発見に対し、中国政府は、現在の感覚では僅かな報酬を与えただけでした。

しかし、現在では、この博物館の名誉職になって、このカタログ販売の利権を手にしており、一日の入場者から販売数を考えると、莫大な収入を得ているようです。



駐車場までは、近代的なプロムナードになっています。



兵馬俑の人形に加えて、銅馬車のミニチュアも並んだいます。

二度目の兵馬俑博物館でしたが、近代的な変化には驚かされました。今後も新しい発見物もあって、変わっていくのでしょうね。
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