さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
http://iide.hp.infoseek.co.jp/

湯殿山 (2010.5.1.)

2010年05月06日 | 登山
連休は、渋滞の高速道路を避けて、一般道だけを使っての東北の雪山巡りにでかけました。

5日連続の山行の初日は、湯殿山としました。

湯殿山は、羽黒山や月山と並んで出羽三山に挙げられていますが、信仰の対象は北山麓にある温泉が湧き出る岩場で、ピークとは違っています。

湯殿山には登山道が無いため、雪のある時期を選んで登ることになります。

志津の先の自然博物館が登山口になります。

志津の先で夜間通行止めの看板は置かれていましたが、夜中でもゲートは開いていました。



石跳川の河原歩きから始まります。前夜に雨が降ったため、雪がゆるんで、足が潜る状態でした。この日に限っては、スノーシューがあれば快適に歩けたと思います。



カワクルミ沼から流れ出る沢の合流点で、右岸に渡ります。ブナ林の広がる台地を登っていきます。



ブナ林を越すと、前方に横たわる尾根が近付いてきます。



少し傾斜を増した雪原を登ると、1290m点で横たわる尾根に出ます。



その先は、山頂へと雪稜が続いています。



雪に覆われた石跳川と姥ヶ岳の眺めが広がっています。奥には月山が見えているはずですが、雲に覆われていました。



雪の表面が堅くなってきましたが、アイゼンをつけるほどではなく、つぼ足で山頂まで登ることができました。

湯殿山の山頂は台地状でしたが、その先は、痩せた尾根が続いていました。



鍋森から赤見堂岳方面の眺め。歩いてみたい稜線です。



石跳川の眺めを最後に楽しみ、雪原を駆け下りました。

この日の湯殿山の登山者は5組だけでしたが、石跳川は月山スキー場から下ってきたスキーヤーでにぎわっていました。

湯殿山は、比較的容易に登れ、残雪限定の山としてはお勧めですね。

下山後、志津で温泉に入っていると、雨が降ってきました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さすらいの風景 プリア・コー | トップ | 羽後朝日岳とモッコ岳 (2010... »
最新の画像もっと見る

登山」カテゴリの最新記事