今回の山行のメインは和賀山塊の羽後朝日岳です。登山道は開かれていないため、残雪を使って登ることになります。
以前、岳人のマイナー12名山という秘峰の企画で選ばれたこともあり、ひそやかな人気の山になっています。
貝沢から沼尻岳を経て南東に隣り合う大荒沢岳までは登山道があるため、昨年の9月20日に偵察を兼ねて登りました。
集落のはずれの林道入り口から先は残雪で車は乗り入れることができず、35分ほどの林道歩きになりました。
大木ヶ原と呼ばれる牧草地が登山口になります。
尾根を登りだすと、すぐに雪上の歩きになりました。ブナ林の中の、急登が続きます。雪は、キックステップもきく、程よい堅さで、歩きやすい状態でした。
前山分岐を過ぎると、登りの傾斜もようやく緩やかになります。
尾根を熊の足跡が横切っていました。形も崩れていないので、新しいもののようです。
沼尻岳もようやく近付いてきました。
沼尻岳に隣り合うモッコ岳も登頂意欲をそそります。
沼尻岳の山頂部は、風で雪が飛んだのか、地肌が出ていました。
ここまでの登りでは、暑くて山シャツだけになっていましたが、強風で寒く、フリースに雨具の上着、帽子、手袋を身につけることになりました。
一旦下った先に聳えるのは、大荒沢岳。朝日岳はその右隣ですが、山頂部は雲に隠されていました。
朝日岳のアップ。雪の付き具合は良好なようです。
大荒沢岳への登りでは、急な所がありますが、アイゼンは付けなくとも通過できました。
二度目の荒沢岳山頂に到着。いよいよ朝日岳へと足を踏み出します。
一旦大きく下った後に登り返すことになります。
山頂直前でようやくガスが切れました。朝日岳の山頂は、ドーム状の雪の高まりになっていました。
朝日岳の山頂では、生保内川源流地点と書かれた標柱が頭を出していました。
和賀岳も姿を現してきました。
大荒沢岳を振り返ったところ。
朝日岳の北には、カール状に落ち込む痩せ尾根が続いています。
風も冷たいため、沼尻岳まで戻ったところで大休止をとることにしました。
大荒沢岳までの登り返しを頑張る必要があります。
大荒沢岳に戻り、朝日岳を振り返ったところ。
大荒沢岳から見る和賀岳の眺め。
沼尻岳に戻ったところで、大荒沢岳と朝日岳を眺めながらの昼食にしました。
ひと休みして元気を取り戻すと、気になるのはモッコ岳です。まだ昼前なので、モッコ岳も登ることにしました。
沼尻岳からモッコ岳へは平坦のように見えていたのですが、鞍部へのギャップは隠されていました。
雪庇に縁取られた雪原の登りが続きます。
登りの途中から沼尻岳を振り返ったところ。
モッコ岳の山頂は、雪原の広がる台地になっていました。
モッコ岳からは、秋田駒ヶ岳の眺めが広がっていました。
モッコ岳から見る大荒沢岳と朝日岳。
再び沼尻岳への登り返しに体力を振り絞ることになりました。
沼尻岳に戻れば、後は下る一方だからと自分に言い聞かせることになりました。
沼尻岳の下りは、雪道を快調に飛すことができました。
最後の林道歩きの途中、雑木林をのぞくと、カタクリ、キクザキイチゲ、ミズバショウの花が咲き、春の訪れを告げていました。
この日は、10組ほどが入山し、朝日岳は人気の山であることが判りました。モッコ岳を登ったのは私だけだったようですが。
コンディションも良かったせいもありますが、朝日岳とモッコ岳は、9時間半の行動時間で済みました。
以前、岳人のマイナー12名山という秘峰の企画で選ばれたこともあり、ひそやかな人気の山になっています。
貝沢から沼尻岳を経て南東に隣り合う大荒沢岳までは登山道があるため、昨年の9月20日に偵察を兼ねて登りました。
集落のはずれの林道入り口から先は残雪で車は乗り入れることができず、35分ほどの林道歩きになりました。
大木ヶ原と呼ばれる牧草地が登山口になります。
尾根を登りだすと、すぐに雪上の歩きになりました。ブナ林の中の、急登が続きます。雪は、キックステップもきく、程よい堅さで、歩きやすい状態でした。
前山分岐を過ぎると、登りの傾斜もようやく緩やかになります。
尾根を熊の足跡が横切っていました。形も崩れていないので、新しいもののようです。
沼尻岳もようやく近付いてきました。
沼尻岳に隣り合うモッコ岳も登頂意欲をそそります。
沼尻岳の山頂部は、風で雪が飛んだのか、地肌が出ていました。
ここまでの登りでは、暑くて山シャツだけになっていましたが、強風で寒く、フリースに雨具の上着、帽子、手袋を身につけることになりました。
一旦下った先に聳えるのは、大荒沢岳。朝日岳はその右隣ですが、山頂部は雲に隠されていました。
朝日岳のアップ。雪の付き具合は良好なようです。
大荒沢岳への登りでは、急な所がありますが、アイゼンは付けなくとも通過できました。
二度目の荒沢岳山頂に到着。いよいよ朝日岳へと足を踏み出します。
一旦大きく下った後に登り返すことになります。
山頂直前でようやくガスが切れました。朝日岳の山頂は、ドーム状の雪の高まりになっていました。
朝日岳の山頂では、生保内川源流地点と書かれた標柱が頭を出していました。
和賀岳も姿を現してきました。
大荒沢岳を振り返ったところ。
朝日岳の北には、カール状に落ち込む痩せ尾根が続いています。
風も冷たいため、沼尻岳まで戻ったところで大休止をとることにしました。
大荒沢岳までの登り返しを頑張る必要があります。
大荒沢岳に戻り、朝日岳を振り返ったところ。
大荒沢岳から見る和賀岳の眺め。
沼尻岳に戻ったところで、大荒沢岳と朝日岳を眺めながらの昼食にしました。
ひと休みして元気を取り戻すと、気になるのはモッコ岳です。まだ昼前なので、モッコ岳も登ることにしました。
沼尻岳からモッコ岳へは平坦のように見えていたのですが、鞍部へのギャップは隠されていました。
雪庇に縁取られた雪原の登りが続きます。
登りの途中から沼尻岳を振り返ったところ。
モッコ岳の山頂は、雪原の広がる台地になっていました。
モッコ岳からは、秋田駒ヶ岳の眺めが広がっていました。
モッコ岳から見る大荒沢岳と朝日岳。
再び沼尻岳への登り返しに体力を振り絞ることになりました。
沼尻岳に戻れば、後は下る一方だからと自分に言い聞かせることになりました。
沼尻岳の下りは、雪道を快調に飛すことができました。
最後の林道歩きの途中、雑木林をのぞくと、カタクリ、キクザキイチゲ、ミズバショウの花が咲き、春の訪れを告げていました。
この日は、10組ほどが入山し、朝日岳は人気の山であることが判りました。モッコ岳を登ったのは私だけだったようですが。
コンディションも良かったせいもありますが、朝日岳とモッコ岳は、9時間半の行動時間で済みました。