さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 エスファハーン その9

2014年02月19日 | 海外旅行
マスジェデ・エマームの見学を続け、中央礼拝堂に入りました。



小さな円蓋を柱の列が支えています。



タイル装飾が天井一面を飾っています。



青だけでなく、黄色のタイルを使った絵も見られました。



高いドームの下に出ました。このドームは、外側は高さ54m、内側は38mと二重構造になっています。



ドームの天井から光が差し込んでいるように見えましたが、ドームの上部に穴が開いている訳ではなく、周囲の小窓から反射した光が線になって見えているようです。この仕掛けは、マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラーでも見ることになりました。



中央礼拝堂のミフラーブ。



メンバル(説教台)。



このドームは反響が良く、地元ガイドのアリーさんが、コーランを詠唱してくれました。



また、中央の四角の板が埋め込まれている場所は反響の中心で、手を叩くと一瞬遅れて反響音が返ってくるので、連続して叩くと何重にも重なって聞こえました。また、紙を弾いて鳴らすと、背の高さの範囲で音階が変わってきました。このような音響効果まで計算して建物を造っていたとすると、イスラム文化が非常に進んでいたことが判ります。

エマーム広場で見学していると、このドームでの声が外にまで聞こえていました。



中央礼拝堂から見た入り口のエイヴァーン。





中央礼拝堂を出て、マドラセイェ・ソレイマー(夏用の学舎)を見学しました。



先に見たマドラセイェ・ナーセリーイェ(冬用の学舎)と同じ造りになっています。





ここも美しいタイル装飾で飾られています。



中庭に出て、入り口のミナーレを眺めました。





見学を終えてエマーム広場に出ようとすると、女学生の一団に出会い、その中から日本人ですかと声が架けられました。日本に滞在していたとのことでした。



記念撮影タイムになってしまいました。



エマーム広場に出ると、ここでも女学生の一団に遭遇して記念撮影。

イランでは、予想以上に親日的で、地元の子供達の撮影が非常に多くなりました。
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