さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 バナーラス その3

2011年12月23日 | 海外旅行
プージャーは、ヒンドゥー教で行われる夜の祈りの儀式です。

今回のツアーでは、中心地のダシャースワメードで行われているプーシャーを船上から見学することになっていましたが、火葬場になっているマニカルニカー・ガートの手前のラリター付近でも、小規模のプージャーが行われていました。ここで行われている儀式は、観客もほとんどおらず、祈りの儀式という雰囲気が伝わってきました。



見学は、ボートが移動する間のことですが、丁度良いタイミングで出会ったようです。



ピラミッド型に積み上げたロウソクの灯を、祈りとともに掲げます。



我々だけのために儀式を行っているかのように見えます。



ボートは次第に遠ざかっていきました。上流に向かって一人でオールを漕いでいるため、スピードも遅く、儀式をゆっくり眺めることができました。



マニカルニカー・ガートに戻っていきます。



マニカルニカー・ガートは、プージャーを見る人で大混雑でした。観客は陸上だけでなく、観客を乗せたボートが幾層も重なっていました。



こちらは、何人ものバラモン僧が並んで業を行っていました。



鐘やドラの音も大きく響き、大観衆とあいまって騒然とした雰囲気でした。



香が、周囲が霞むほど焚かれていました。

翌朝、この晩に着ていたポロシャツを着ようとすると、刺激臭が浸み込んでいて急遽着替えを迫られました。



プシャーはかなりの時間続きました。



ピラミッド型に組まれたロウソクをここでも掲げられました。



灯を掲げたままバラモン僧は回転しますが、いろいろのしきたりがあるのでしょうね。



このロウソクノ灯りの儀式がクライマックスのようです。



見物の船からも、火をともしたロウソクが河に流されていました。



ガンガーの上に、小さな灯りが浮かんでいました。



沐浴場はガンガーの西岸に並んでおり、東岸は荒野が広がっています。プージャー見物でにぎわう西岸と異なり、対岸はひっそりと闇が広がっていました。



プージャー見物を終えて船を下ります。



乗ってきたリクシャーまで歩いて戻ります。



バナーラスには、インドきっての聖地であることからサードゥーと呼ばれる修行者も沢山集まっていますが、中には物乞い目当ての観光サードゥーと呼ばれるものもいます。

現地ガイドに、観光サードゥーがとりくきました。かなりの距離をついてこられた結果、少額のルビーを渡していました。



夜も大混雑です。



リクシャーに乗ってホテルに引き返しました。料金はガイドが別に払うことになっていましたが、チップとして一台について20ルビー(約40円)あげてと言われていました。ホテルに到着した時、サンキューといって20ルビーを渡そうとすると、札を見たうえでいらないという動作をしました。これは予習したようにもっとよこせという合図だなと思って、お金をポケットに戻して、すばやくリクシャーを下りてしまいました。文句があるなら地元ガイドに言えという態度になったのですが、結局、ガイドに文句を言っている様子も無く、そのままになってしまいました。謎のチップ騒動でした。

インドは謎に満ちています。
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