さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 バナーラス その4

2011年12月24日 | 海外旅行
インドの12月は結婚式シーズンのようです。

バナーラスのホテルでも、到着時に庭で結婚式の準備が行われていました。



ガンガーの夜景見物を終えて戻ってくると、宿泊ホテル周辺でも大音響の音楽を流して結婚式が行われているようでした。

ホテルの庭にはイルミネーションが灯っていましたが、式はこれからのようでした。夕食後に見物することにしました。



旅行直前に、世界のナンバーワンを紹介するバラエティー番組で、結婚式の一番ハデなのはインドだと言っていましたが、その一旦を見学することができました。

新婦は前日に自宅でダンスパーテイーを行い、新郎も儀式があるようで、新郎新婦は結婚式の当日まで顔を合わせないとのことでした。招待状は、双方が300~400人ずつで、その知り合いの知り合いまでが集まってくるといいます。

新郎は白馬にまたがり、ブラスバンドの一隊を従えて新婦の家へパレードしてくるそうです。

夕食を終えて外に出ると、調度、白馬に乗った新郎が登場するところでした。



新郎は、会場入り口の前に腰を下ろして、長老らしい老人と長々と儀式を行いました。



脇においてあった新婚カップル用の車。派手に飾られていました。



新郎が儀式を行っている一方、会場の席はがらんとしていました。



参加者は、脇のコーナーでの立食に夢中のようでした。

ただの見学者の私にも、まわってきたボーイが食べ物を進めてくれました。夕食後のため食べませんでしたけど。



ようやく新郎が壇上に移動。日本の結婚式でも、花嫁がお色直しで退席して、手持ちぶたさになった新郎と同じ表情をしていますね。

この後、場面の変化はしばらく無く、結婚式を見続けていたツアー客は私だけになっていました。



ようやく花嫁登場。ようやく出席者の視線が集まりました。介添えが式で使う花輪を持っています。



新婦の飾り付けも見事です。



介添えの女性の手のアップですが、ヘナタトゥーと呼ばれる植物染料で染めた刺青模様を見ることができます。



正面席に進みますが、両親の介添えといったものは無いようです。



待ちくたびれた新郎。



ようやく二人が並びました。



友人らも壇上に集合。



新婦が新郎の額に染料で印を付けたようです。





続いて花輪かけ。これが結婚式の一番のクライマックスのようです。指輪交換は無いようです。



新婦が新郎に花輪を掛けようとすると、新郎の友人が新郎を肩車して邪魔をしてしまいました。困った表情の新婦。

日本の結婚式でも、テーブルを回ってくるキャンドルサービスの際に、蝋燭の芯を濡らして火が付きにくくしてしまういたずらが良く行われますが、それと似ていますね。



頃合いを見て、新郎は頭を下げて花輪を掛けてもらいました。



新郎から新婦へ花輪掛け。花吹雪も舞いました。



二人並んで、しばらく記念写真タイム。





新郎新婦はようやく椅子に座り、この後は友人が囲んでの記念写真が続くことになりました。



会場では、マイクのボリュームを上げて、アメリカンポップなどが歌われ続け、この後は夜通しのダンスパーティーになったようですが、翌朝に早起きをする必要があるため、結婚式の見学はこれまでにしました。

お二人が幸せになりますように。
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