
ジャイプルは、アーグラーからバスで5時間半ほどの距離にあります。途中でファーテープル・スィークリーを見学したり、昼食をとったりして、昼過ぎに到着しました。
ジャイプルは、砂漠の国ラジャスターン州の州都です。この町は、1728年にこの地方を支配したサワーイ・ジャイ・スイン2世によって造られたことからジャイプルの名前が付けられました。「プル」は、「城壁に囲まれた町」の意味です。

この街は、1876年に英国ヴィクトリア女王とアルバート王子の訪問を歓迎するため、建物をピンク色に塗り替えたのが始まりで、赤褐色に近いピンク色の建物が並ぶことからピンクシティーとも呼ばれています。

ジャイプルに到着して、まずジャンタル・マンタルを見学しました。
ジャンタル・マンタルは、天文学者でもあったマハラジャのサワーイ・シャイ・スィン2世が、1728年に建造した天文観測所です。1901年に修復が行われました。このジャイプルの他のインド各地に計五か所の天文観測所が造られましたが、ここのものが最大規模になっています。
これはサラムート・ヤントラ

サラムート・ヤントラは、高さ27.4mあり、この施設で最大の観測儀です。観測機器が大きいほど正確な測定ができると信じていたため、このような大きさになりました。日時計としては、2秒単位で測定できるといいます。

いわれを知らないで建物だけを見ていると、前衛芸術の野外オブジェという感じですね。

ダクシノー・ヴリッティ・ヤントラ
太陽の位置をはかり、赤緯と1日の長さを知るための観測装置。

ウンナターンシャ・ヤントラ
星や惑星の位置を知るための装置。

ラーシ・ヴァラナ・ヤントラ
12体からなる観測儀で、それぞれが異なる角度で12の各星座に向かっています。占星術に使われました。

子供の遊び場といった感じです。実際、子供が上ったのを、警備員がホイッスルを吹いて叱っているのを何度も目にしました。

星座というと、聖闘士星矢を思い浮かびますが、そのクロスと比べると、それぞれの形はほぼ同じです。

各装置には、名前と星座の絵が書かれたプレートが付けられています。これは「タウロス」ことおうし座です。

このような絵が取り付けられています。観光客の多くは、自分の星座を見つけて、その前で記念撮影をしていました。

ジャイ・プラカーシュ・ヤントラ
他の天体観測儀で図った結果を補正するもので、半円球体の下に入って観測します。

左はラグ・サムラート・ヤントラ、右はナリ・ヴァラヤ・ヤントラです。

ラグ・サムラート・ヤントラは、サムラート・ヤントラの小型版で、20秒単位で測定できる日時計です。

細かい目盛りが付けられています。

ナリ・ヴァラヤ・ヤントラ
太陽が北半球か南半球のどちらにあるかを測定しました。

測定部分。

ラーム・ヤントラ
同じ形の二対で、太陽と月、他の星の高度と位置を測定しました。

チャクラ・ヤントラ
子午線通過時間や惑星、星の位置を測定します。

ヤントラ・ラージ
高度を測って、そこからそこから時刻や天体の動きを知ったといいます。ヒンドゥーの暦を作るために使われていました。
これらの観測器具は、現代人にも理解が難しい高度な知識によるものです。

ジャンタル・マンタルを出ると、その門前には蛇つかいがいました。この落差がインド的ですね。
ジャイプルは、砂漠の国ラジャスターン州の州都です。この町は、1728年にこの地方を支配したサワーイ・ジャイ・スイン2世によって造られたことからジャイプルの名前が付けられました。「プル」は、「城壁に囲まれた町」の意味です。

この街は、1876年に英国ヴィクトリア女王とアルバート王子の訪問を歓迎するため、建物をピンク色に塗り替えたのが始まりで、赤褐色に近いピンク色の建物が並ぶことからピンクシティーとも呼ばれています。

ジャイプルに到着して、まずジャンタル・マンタルを見学しました。
ジャンタル・マンタルは、天文学者でもあったマハラジャのサワーイ・シャイ・スィン2世が、1728年に建造した天文観測所です。1901年に修復が行われました。このジャイプルの他のインド各地に計五か所の天文観測所が造られましたが、ここのものが最大規模になっています。
これはサラムート・ヤントラ

サラムート・ヤントラは、高さ27.4mあり、この施設で最大の観測儀です。観測機器が大きいほど正確な測定ができると信じていたため、このような大きさになりました。日時計としては、2秒単位で測定できるといいます。

いわれを知らないで建物だけを見ていると、前衛芸術の野外オブジェという感じですね。

ダクシノー・ヴリッティ・ヤントラ
太陽の位置をはかり、赤緯と1日の長さを知るための観測装置。

ウンナターンシャ・ヤントラ
星や惑星の位置を知るための装置。

ラーシ・ヴァラナ・ヤントラ
12体からなる観測儀で、それぞれが異なる角度で12の各星座に向かっています。占星術に使われました。

子供の遊び場といった感じです。実際、子供が上ったのを、警備員がホイッスルを吹いて叱っているのを何度も目にしました。

星座というと、聖闘士星矢を思い浮かびますが、そのクロスと比べると、それぞれの形はほぼ同じです。

各装置には、名前と星座の絵が書かれたプレートが付けられています。これは「タウロス」ことおうし座です。

このような絵が取り付けられています。観光客の多くは、自分の星座を見つけて、その前で記念撮影をしていました。

ジャイ・プラカーシュ・ヤントラ
他の天体観測儀で図った結果を補正するもので、半円球体の下に入って観測します。

左はラグ・サムラート・ヤントラ、右はナリ・ヴァラヤ・ヤントラです。

ラグ・サムラート・ヤントラは、サムラート・ヤントラの小型版で、20秒単位で測定できる日時計です。

細かい目盛りが付けられています。

ナリ・ヴァラヤ・ヤントラ
太陽が北半球か南半球のどちらにあるかを測定しました。

測定部分。

ラーム・ヤントラ
同じ形の二対で、太陽と月、他の星の高度と位置を測定しました。

チャクラ・ヤントラ
子午線通過時間や惑星、星の位置を測定します。

ヤントラ・ラージ
高度を測って、そこからそこから時刻や天体の動きを知ったといいます。ヒンドゥーの暦を作るために使われていました。
これらの観測器具は、現代人にも理解が難しい高度な知識によるものです。

ジャンタル・マンタルを出ると、その門前には蛇つかいがいました。この落差がインド的ですね。