さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
http://iide.hp.infoseek.co.jp/

さすらいの風景 ロカ岬

2021年05月23日 | 海外旅行
ユーラシア大陸最西端として知られるロカ岬は、リスボンから40kmほどの距離にあり、ツアーでは一般的にシントラと組み合わせて訪れることになります。



駐車場の脇には、ビジターセンターやカフェ、土産物屋があります。このビジターセンターでは、最西端到達証明書を購入することができます。到達というほどの困難さは無いため、買いませんでした。奥には灯台が建てられています。



遊歩道の先の崖際に最西端のモニュメントがあります。



人気の記念写真スポットということで、人が途切れるのを少し待つ必要がありました。



この石碑には、ポルトガルの偉大な詩人であるルイス・ドゥ・カモインスの大叙事詩の一節である「 ここに陸尽き、海はじまる 」の文字がポルトガル語で刻まれています。また、ここは、北緯 38 度 47 分、西経 9 度 30 分と記されています。



ロカ岬の先は、大西洋の大海原が広がっていました。



岬は高さ140mの断崖になっていました。



白い波が打ち寄せていました。



丘の上にたつ灯台。

ユーラシア大陸最西端を訪れたとなると、ユーラシア大陸最東端というものが気になります。シベリア・チュコト半島東北端にあるデジニョフ岬が最東端になります。その名前は、1648年に初めてこの岬を探検したロシアの探検家デジニョフの名前によります。東にはベーリング海峡が広がっていますが、最狭部はロシアのデジニョフ岬とアメリカのプリンスオブウェールズ岬の間で、その距離はわずか86kmです。その中間にあるロシア領の大ダイオミード島とアメリカ領の小ダイオミード島の間には両国の国境と日付変更線が走っており、この2つの島の間は僅か3.7kmしかありません。ロシア領を航行する船上からは日付変更線の向こうに1日前の小ダイオミード島を眺めることができ、アメリカ側からは翌日の大ダイオミード島を眺めることができるという不思議な場所となっているといいます。

デジニョフ岬には興味が引かれますが、調べてみると、デジニョフ岬やベーリング海峡を訪れるツアーは、200万越で手がでません。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さすらいの風景 シントラー... | トップ | さすらいの風景 新潟から台北 »
最新の画像もっと見る

海外旅行」カテゴリの最新記事