おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

アルコールストーブ

2016-06-09 19:28:55 | 日記

【今日の 実験】

アルコールランプは知っていると思う。科学の実験で使う。

ガラスの底が丸い形をしていて、上に綿の繊維が突き出ていてそこに火をつけるというものだ。

今日の実験はそのアルコールランプではなく「アルコールストーブ」または「アルコールバーナー」のことである。

(アルコールストーブについてはここをクリック)

 

原の漁師が先日「職場の友人にいただいた」とワシに見せてくれたのだ。

その時まで全くその存在を知らなかったのである。

 

今日帰りにお借りしてきた。

晩御飯を食べてから早速「実験。をした。

 

先ずは、なにぶん初めてのこととて、火を使うので準備万端に整える。

危険なので敷板、危険なので蓋をして火をすぐに消せるように銅板、その銅板を持つと火が熱いので銅板を挟むためのラジヲペンチ

火をつけるための100均ライター、ほかに濡れた雑巾、これももちろんかぶせて消火するため。あと、アルコール。

肝心のアルコールストーブはこれ。

アルミのビールなどの空き缶から手作りしたもの。

きれいに出来ている、ヤツは器用である。

 

中に燃料用アルコールを入れる。

 なにぶん初めてなので少量にする。

さあ、用意はいいか。      火をつけるぞ、ボッと音がする。

中央に入れたアルコールが燃え始めた。この管は側面が2重になっているので、中心部の空間が熱くなってくると、側面の2重空間を通って圧力の高まったアルコールガスが、管のふちに開けた小さな孔から噴き出す仕組みなのだ。それに火が燃え移るって寸法。

 いよいよ周りの孔からガスが出てきたぞ。

 静かにかつ勢いよく燃えている。

暗いところで見ないと明るいところでは炎が見えないのでちょっと危険かもね。

幻想的に燃えている。

火を見ると、ワシは原始からの遺伝子が萌えるのだ。じっと見る。

 

何事も起こらずしばらくして静かに消えた。

 

アルミ缶で作ったので軽いため携帯に便利である。このため山を楽しむ人々に静かなブームとやら。

原の漁師は「いつか自作してみたい」と言っていたがワシも一つ作ってみますか。

これは他作である。やっぱり自分で作ったものがいい。