【今日の 昼食】
東洋一の港町ということで教科書にも載っている(今はどうか知らんがワシの頃はそうだった)焼津市だが、今はこの町の昔の繁栄を残している様子はない。
わずかに残っっているところは、東名高速のIC近くの「さかなセンター」のみである。
しかし、ここも観光客相手の商売に熱心で、地元の人たちは買い物にも行かない様子だ。
地元住民が行かない市場など未来はないと断言しよう。
ワシは宮城県の石巻の市場から下関の唐戸市場までいろいろな市場を見てきたが
焼津の市場(ワシに言わせれば「市場風」だが・・)は市場ではない。
そんな焼津の現状を心配している人たちがいるのであろう。
鰹の水揚げ日本一を再びアピールしようと数年前から「焼津鰹三昧(やいずかつをざんまい)」というキャンペーンを始めた。
これは各食堂で鰹の料理に嗜好を凝らして定食風に1000円ぽっきりで客に提供するというものである。
店の数11店舗、それぞれおいしそうな鰹の料理のメニューで客を呼んでいる。
今日のお休みは連れ合いと重なったこともあり、昼食にこの「鰹三昧」コースを食しに行ってきた。
ワシは初めて試みる。
どうせ行くなら普段では行けないすこしだけ格式ばった旅館に行きたいというと一も二もなく賛成する。
ただし、ただでは行かせないところが連れ合いのしっかりしたところだ。
2年間もさぼっていた床のワックスがけをやろう、そのご褒美に食べに行こう。と言う。望むところだ。
施工前写真
本日は居間(食堂兼用)だけワックスをかける。
TV,ソファー、食卓、そのほかすべて取り去り、さあここから洗剤で拭いて、水拭きして・・・・
ここまでで精も根もすっかり失った。
ワシらの行ったところは、昔は「下田楼焼津ホテル」と呼んだところ、今は「湊のやど汀家」(みぎわや)という旅館だ。
初めて行くところなので入り口がどこかわからない、すごいぞ。
フロントで少し待たされる。
しばらくして食事処に案内される。
鰹の箸置き
あらかじめ予約してあったのですぐに食事を持ってきた
「鰹のなんとやら」と「鰹のなんとやら」と「鰹のなんとやら」・・・でございます。
鰹三昧だから鰹料理のいろいろである。当たり前田のクラッカー。
先に1000円だと書いたが、ここだけは別格で2000円也。しかも、前日までに電話で予約が必要。
デザートは静岡産のマスクメロン、最後にコーヒーが付き、庭を見ながらの食事は余裕たっぷりの気分がして2000円は安い!大満足である。
家に帰ってきた。
いきなり床ワックスの続き。
←施工後
←施工前
終了したのは4時ごろ。達成感のある休日であった。