おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

頑張れ協議

2016-02-06 14:40:57 | 日記

【今日の 保存】

東日本最古と言われる古墳が沼津市にある。それは今までの考古学を変えるほどの意味合いすらある貴重な古墳だそうな。

以前のブログでワシは怒ったが、それは道路計画の真っただ中に位置していたものだからだ。

沼津市の道路計画当局は、この道路は計画決定済みであり地域住民や市全体の福祉から考えて、計画の変更は不可能である。したがって古墳の取り壊しもやむを得ない。

と言っておった。

ワシは現在の住民の利便性のために、古代から存在する貴重な歴史を破壊してはいけない。

と思ったが、行動には移さなかった。まあ、普通のオヤジだよ。

 

この事に(ワシの行動の事ではありませんです)心ある市民は行動し、問題にした。

先日「高尾山古墳(沼津市東熊堂(くまんどう))の保存と都市計画道路の整備の両立を考える沼津市の協議会(議長・大橋洋一学習院大大学院教授)」の最終会合があり、どうやら保存することに目鼻がついたようである。

トンネル案、迂回ルート案合計10ルートを市が示し、協議会はその内の6案を妥当と判断した様子である。

その6案のうち、西側に「く」の字に迂回する案を最有力とし、今後県と公安委員会(つまり警察ね)に協議をしていく方針であるそうだ。

やれやれと慶賀の至りではあるが、直線道路を「く」の字に曲げてしかもその屈曲点は「Tの字」交差点とするようだ。

市の担当者の今後の苦労が思いやられる。


何故かといえば県当局との協議も公安委員会当局との協議も、住民非監視の中で、つまり言い方は悪いが「密室」での協議になるからである。

「直線道路計画をこんな風にまげて、しかも交差点、しかも本線を90度にするのは交通の流れからありえない。市は道路交通をどのように考えているのか、しっかりと説明してほしい。納得できない。」などとしぼられるのが目に見える。

頑張れ沼津市都市計画担当者。

でも君らも最初は計画の変更は「無理」と言っていたのだよ。


以上は報道の記事からワシが推測したものであり真実は分りませんです、はい。