おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

1週間と10日のご無沙汰でした

2012-09-25 14:10:38 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 古いもの】

やあやあ、ブログサボること17日、玉置宏ではないが「1週間と10日のご無沙汰でした」です。(ロッテ歌のアルバムを知ってる人は相当年齢がいっててくたびれてるぞ)

家の方で母親がらみのごたごたがあり、しばらくブログることが気力的にムリーになってたのでお休みしました。毎日読んでいただいている方々にはお礼と同時にお詫びいたします。

さて、物置の片づけをしました。この前片付けたのは、昭和57年の台風17号で我が家が被災してしまい、その時やむなく片づけをしたのでそれ以来の出来事です。

出てくる出てくる不用品
その一部を紹介しようと思う。

まずはこれ

P9256104

懐かしい「ざる」だが、うちではこれを『ゆとり』と言っていた。縁が竹で本体は金網、結構丁寧に作ってある。

『ゆとり』を広辞苑で引くと、
【ゆとり】船中に溜まった淦(あか)をくみ取る器、入浴後しずくを拭い取るために身体につける衣。ゆかた
とある。

どこにもざるのことだとは言っていない。確かにこれを我が家では『ゆとり』といっていたのに、うちだけ言ってたんか?

次はご存じこれ

P9256105
木材または藁利用の炊飯器。通称『お釜』。
今では、男なのに女に(女のように)なってしまった気持ち悪いヤツのこと、と使い方が変わってしまった哀れな道具。

次はお釜と同時に使われていたこれ。

P9256106

『御櫃(おひつ)』だ。
ぞー印㈱が炊飯ジャーと言う、まことに便利なものを売り出す前にどこの家庭でも使われていた品物。

こういった類のものは現代では全く使われなくなって、今はまことに不必要なものであるが、どうも捨てにくい。
(いや、御ひつだけは鞠子の丁子屋でとろろ飯を盛るのに使っているが。)
しかし、要らんものは基本的に置いておいてもしようがないので処分しようと思うのだ。

で、川越し市の博物館へ電話して恐る恐る「貰っていただけませんか」と聞いた。

近頃は小学校の授業の一環で、昔のこういった道具を児童に見せて「昔はこのようなもので食事を作っていたのだ」と教えるそうなので数があっても貸出するので欲しいようである。

近日中に電話があるそうなのでそうなったら博物館に寄付することにする。
これで、古いものを簡単に捨てないで済むのでワシは嬉しいのだ。免罪なのだ。

こういった小学校の教育を『ゆとり』教育という。