おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

古生代の三葉虫

2012-09-02 19:07:50 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 科学館】

古生代の三葉虫?なにそれ。

忙しくてなかなか行けなかった科学館だが、今日は時間が取れたので科学工作の支援に行ってきた。久しぶりだ。
今日の科学工作は古生代の生き物「三葉虫」のレプリカ作りだ。
今回作るのは、オルドビス紀(約4億8830万年前~約4億4370万年前)の三葉虫アサフス属の一種で、ロシアで発見されたものだ。

13時からの開店だが30分前からこのような大行列。こんなに化石が人気があるなんて、門外漢のワシにはホントびっくりだ。
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作り方は簡単である。
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紙コップにあらかじめ化石を形取ったシリコン製のメス形が入っている。
これに石膏を水で溶き入れて写し取るだけ。
注意点は、石膏を水で良く溶くこと、かといって長時間かき混ぜていると石膏が固まってくるので素早くやること。

固まる10分ぐらいの間時間が空くので、その待ち時間は子供たちに化石や三葉虫の話をしてやる。
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ワシは工学関係の職種であり、化石だ遺跡だ生物学だは、超不得意のジャンルであるからにして、それでは子供たちや親に対して申し訳ない。このため付け焼刃で、前日ネットで仕込んだ三葉虫の話をずっと以前から知ってたオジサンを演技して話してやる。学生のころと同じだ。これを一夜漬けという。

良かったよ、ワシのところへは「化石オタク」の子供が来なくてさ。

そろそろ石膏が固まったころだ。コップをひっくり返して取り出す。
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持ち重りがして結構嬉しい。今夜は、家に帰って子供たちパパやジイジに見せたのだろうなあ。

「おもしろかった」と言ってくれるのが嬉しい単純おじさんであった。