ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

風雲急をつげ(1)

2012年01月27日 | 日記
時あたかも「どじょう首相 野田総理」が、消費
税増税へ大きく舵を切りました。こうせざるを得
ないことは、猿木さんの経営分析などで、心から
納得するものですが、やはり同時に、経費の節減
が必要です。
国会議員を先頭に、歳費と公務員給与をカットす
るべきように思います。

かつて、経済に詳しい邱永漢さんが、国債の発行
額の多さから、そのうち日本はスーパーインフレに
見舞われるだろうと予測しました。でも、そうなら
ならず、十数年もデフレ街道のままです。

ところが最近、デフレと言いつつ、その実、税金
は上がり、中国製品も値上がりがひどい状況です。
うちわの話では、昨年、綿糸高騰によるタオル製
品の値上がり幅は、モノによって2倍になりまし
た。そのうえ作業服などは、縫製してくれる工場
がなくなり、零細メーカーは商品が作れない事態
がありました。中国のインフレ率が高いのです。

中国の縫製工場は、繊維瀬品などを作るより、付
加価値を求め、IT機器の製造へとシフトした結果、
繊維産業の工場も女工も消えつつあるというので
す。ひと昔前、日本で起こったことが、いま中国
で起きているようです。

日本国内でモノは売れないが、モノの仕入れ値が
上がり、モノじたいが無いという、不思議な現象
が起きています。

今日の新聞には、米国がインフレ率2%を容認する
政策をとる、と載っていました。
デフレは厳しいが、もし、円高が円安へとふれれ
ば、それを境に一挙にものすごい値上がりを起こ
すことでしょう。
政治ネタは好みませんが、風雲急を告げ、今まさ
に日本と言う国の瀬戸際、首相のかじ取りに注目
していきたいです。

話は変わります。
4年前、中国地方の某商店の息子さんから相談が
ありました。この方のお父さんと同じ勉強会をや
っていたことが以前あり、親しく何かと
「ほなさん、どう思う?」
と尋ねる息子さんでした。

ほなさんの数倍も売る店ですが、出店した店の相
談をしたいと彼は言いました。
この本店はよく儲かっている有名なお店でしたか
ら、私などがとてもアドバイスできません。ただ、
相談のあった時期が出店されてまだ2か月という
間もない時期、この息子さんは経営者として何か
を感じ、早く手を打たねばならないと思い、お話
を伺いました。
コメント
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