ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

いま時代劇が面白い

2012年01月10日 | 日記
TVの世界では水戸黄門が終了、時代劇が無くなり
ました。ドラマは手間ひまかかり、その上、時代劇
ならば現代劇以上の費用がかかるからだと、何かの
記事で読んだことがあります。

そのぶん即座につくれるバラエティ番組が幅をきか
し、どのチャンネルでも似た顔ぶれ、内容は楽屋ネ
タ、時間つなぎ番組です。本人らが面白がっている
わりに、こちらは食傷気味です。

ところが、奇妙な現象が起こっています。
CSの時代劇チャンネルの視聴率があがっていると
聴きました。最高視聴率も書き替えたそうです。
今度、鬼平外伝の新作も出ます。
ほなさんのようなジジイファンだけでなく、若い世
代には新鮮に写るようで、広い層に支持されていそ
うです。

ほなさんのお勧めは、もちろん「鬼平犯科帳」。
私などがいうよりも、たくさんのファンがいること
でしょうが、再放送(再々放送かも)の中村吉右衛
門の鬼平をみてから熱狂的ファンになりました。親
の代の鬼平とも異なり、萬屋金之助、丹波哲郎のそ
れともまったく別の味わいをもっています。

観終わって、歌舞伎がみてみたい、吉右衛門の舞台
がみてみたい、と感じさせるものが残ります。歌舞
伎役者っていいなぁと思いますね。
もう一度観たいと思わせるのは、作り手側が丁寧な
作業の積み重ねをしているからに違いありません。

また、もう一度見たいと最近思ったのでは、
Y&Y企画の「朗読DVD」です。
これってNHKの番組?と思えるほどの出来ばえで
森優子さんが語る詩の朗読に、鈴木之彦さんの風景
がからみあい、すーっと心に沁みました。
私などがいうのもなんですが、鈴木さん、腕を上げ
てますわ。

日本の芸能って、いいものがたくさんありますね。