ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

悪い癖は治らない(前)

2010年01月29日 | 日記
何度かご一緒してくれたS坂師匠から、
「70歳のワシがこのクラブを振るんやから、
 おまはん、もっとビュッとふらんで」
と言われます。
(S坂師匠は、ほなさんのことを、おまはん、
と阿波弁で呼びます。)

この前周ってくれた焼肉屋師匠は、
「(ギッチョなので)右手のリードが弱い。利
 き手(左)ばかり打つから、球に当たってか
 ら身体が停まってる」
と言い、

今週会ったH師匠は、
「それでは飛ばんわ。腰で打てぇよ。腰を回し
 て、前を、フォローを大きくせな」
と指摘してくれました。

そういえば、コースへ出た頃、同級生の師匠K
女史は、ほなさんのスイングを見て、
「肩を回して!ほらもっと回すんよ!」
と叫んでました。

このときは、まだまだわからず、結局、レッス
ンを受けに行きました。
みな同じことを指摘しているのです。

あれから数年、自分の癖というものはなかなか
治らないものでして、ほなさんの悪い癖は、ス
イングのバックスイング(いわゆる後ろ)が大
きくて、フォロー(前)が小さいという、基本
の逆になることであります。

この悪い癖が出始めると、第一に球が飛びませ
ん。アゲンストの風に出くわすと、どこまで曲
がるんかい!といいたいくらい、あっち向いて
ホイと流されます。

飛距離が稼げないから、クラブの番手はだんだ
ん大きいものに代わり、ショートホールでもド
ライバーで打ちたい気分です。こうなるとスコ
アは一挙に悪くなります。

理由は、ボールに最後までクラブヘッドが当た
らないのですから、風に弱く曲がりもでりゃ、
ラフからも脱出できないのです。

40周年同窓会(11)終わり

2010年01月29日 | 日記
悪いことは続きます。
ほなさんの後に打った、社長の球はフックし
すぎ、医者の球はもっと左へ飛び池の中央。
三人連続のドボッ、ドボンと池ポチャになり
ました。

最後の商社はどうだったかというと、池方向
へは飛ばず、右へシャンクした球はOB杭を
軽々と超えて行きました。朝の茶店、昼食時、
今度の茶店とアルコール大好きのゴルファー
がシャンクしたことが誰にも判らず、みなあ
らぬを向きました。

これで、164Yパー3のホールのどこにも球が
存在しない、なんとも不思議な呪われた結果
でありました。全員肩を落として歩き出しま
したが、キャディさんは楽そうです。

池を超えたグリーン脇から、池ポチャ3人組は
3打目を、商社はプレー4だと教えられました。

ダメージの消えない私は、たった20Yの距離を
ダフリ、グリーンにも届きません。他の二人は
のっけたものの、簡単なパターをミスしたりす
るのをみると、それなりに焦っているのがわか
りました。ミスは親近感がわきます。

今回の優勝者は、東京から帰省した○松君でし
た。ほなさんはまたもや100が切れず、どの賞に
入ることも無く終わりました。

7000ヤード全工程すべて徒歩したおかげで、湯
船の中で身体をストレッチし、ぼーぉとしてい
ると、沖縄の夜間中学のおばあちゃんが
「同級生はいいなぁ」
と甘えるように話した言葉が、耳の中でいつまで
も響くのでした。