ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

恐るべき企み(17)

2008年12月24日 | 日記
のどかなたたずまい高富ゴルフ場のレストラン
は、温かな冬の光でいっぱいだった。ガラス越
しの風景は、療養所さえできそうだった。
後続のメンバーが、三々五々帰ってきた。

会長さんご夫妻、のんちゃん、EASTスタートだ
った「かなめ」さんは自社の忘年会をキャンセ
ルしての参加という。小柄だが飛距離もすごい
と噂の健さん、ちゃめさんはその笑い声で居所
が判る。最終組のチャコさんも顔が見えた。
みなどうだったのだろう。

休憩時間が短めだったので、食事を済ませ、そ
のまま「音入れ」へ。とりあえず行かないと不
安になる。

もともとゆるいシモの具合は、胆嚢をとってか
ら、各駅停車は廃止され、特急や超特急ばかり
になった。いつでも戦闘態勢をとっているから
危険が危ないのだ。またそれを意識すると、さ
らに早まり、いつでも「戦時下」となり、「進
め!火の玉弾丸列車」は激走する。

どうかそういうことのないように、今日は止め
るクスリを飲んだが、それもどこまで効くかわ
からない。TV宣伝では一錠でピタッと止まる!
と効果絶大といってるクスリも試したら、飲ん
だ途端に出て、これはもう笑ってしまった。
でもたまに効くこともあるから、それに期待し
たい。「期待」のない人生は、「絶望」しか残
らないから。

カートにゆくと、宇○美さん、テーラーさんご
夫婦がきていた。
下ったところにEASTの1番はあった。かつて見た
記憶にある光景は、山裾をフェアウエイが走り、
そのまま左にぐるっと周ったところにグリーンが
あるコースだ。

去年のコンペで同伴者から、
「フェアウエイは狭いが、左の斜面に当てていけ
ば、枯れた冬芝はからまず、フェアウエイにボー
ルは転げ落ちる」
と教えられた場所だ。左の山を狙ってゆくことは
ギッチョのほなさんには簡単だった。

去年は同伴者のアドバイス通りの球が打てたから、
みなは
「ナイスショット!」
と誉めてくれたが、実はそれしか打てない。
ほなさんが普通に打てば、スライスして左の山に
当たるということを知らない皆が、誉めてくれた
から、軽く右手を挙げて応えておいた。
誉められることは、実に気持ちいい。大好きだ。
真実は言わない方が良いこともあるね。

このホール、ティーショットの狙い所は決まった。
コメント
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