河川敷の初「夕焼け」

1月3日、仕事場にいって、ちょこちょこっと
用事を済ませる。お昼前、河川敷のゴルフ場
に電話。今日の夕焼けの開始時間を尋ねる。
2時過ぎぐらいから、という返事。正月で混む
だろうと、2時前に着くようにゆく。

管理人に、その後ろで待てと言われ、並んだ手
引きカートの最後尾につけた。カートに人はい
ないが、スタート地点近くにあるパター練習場
は大入り満員だった。前に5組は居るみたいだ、
かなり多いぞ。

事務所の窓から管理人が、私を見て大きな声で
言う。
「おたく独りだろ、この人と一緒に回って。」
ほなさんより少し若い、がっしりしてるが柔和な
表情の男性がやってきた。今日はこの人と回るこ
とになる。ゴルフは独りでプレーするよりずっと
面白いし、ためになる。

元旦は両親への挨拶から帰り、ショートコースの
夕焼けに行った。風がやたらと強かった。自分で
ヘタだなぁ、と思った日だった。一年の計は元旦
にあり。今年も気が重いなぁ。
それで悔しくて2日は練習場へ行き、1時間だけ打
った。

練習だけはこうやって続けたので、ドライバー以
外は、球に当たるようになっている。ドライバー
は水物で、どこまでいっても、、、。

1番ホール（331Ｙ、パー４）は、夕焼けコースで
はもっと短い。だからウッドの使用は禁止されて
いる。アゲンストの風が、斜め右前から吹いてい
る。直前の組、４人のうち二人は、チョロした。
風の強い日は、つい力がはいる。他人をみてると
そういうのがよく判る。チョロした二人のうち、
一人は２打目をナイスショットし、ボールを前に
大きく運んだ。片方のおじさんは、ダフリながら
進んでゆく。久しぶりのゴルフだと、傍目にもわ
かった。

はからずも一緒に回ることになったＹさんが、
先に打てというので、ほなさんがオナーを努める。
ここに着てから、ストレッチだけでクラブはほと
んど振っていない。中途半端に振ると、力が入っ
てしまうからだ。ぶっつけ本番、これでいこう。
５番アイアン。

今日はハーフバッグを担いで回ろうと思ったので
入れてなかった。車を降りてから、また取りに戻
ったシロモロだ。当分、これだけは打ってなかった
から、当たるかどうか心配だ。でも、そんなの
カンケイネェー。
二度す振りして、空に向かってゆっくり振った。