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kan-haruの日記

風景・風物詩 初詣風景 神田明神と川崎大師の神社仏閣への初詣(その2)

2010年01月15日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2010

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・神田明神初詣
神田明神は孫一家が氏子であり、七五三の時以来の何年か振りのお参りで、初詣は初めてです。神田明神の初詣は、昨年から初春に開催するようになった、上野東京都美術館の書道展(「イベント 東京都美術館 第63回日本書道美術院「教育部展」2009、2010」参照)で孫の作品を見た後に、近くにある神社・仏閣を回ってお参りするようになり、今年は1月5日に神田明神に参詣をしました。

 神田明神パンフレット

私の先祖は一時神田明神のそばで「きせる」の商いをしていた様で、父はよく成田山新勝寺を参拝してはいけないと云っていました。これは当時、朝廷が叛乱を起した平将門を討伐するため、使いを立て新勝寺で乱鎮圧の動護摩の儀式を行ったことから、参拝することは平将門を苦しめることになるからの理由によるものです。私の代は神田明神の崇敬者ではなく、また新勝寺の信者でもありませんが観光で成田山もお参りしています。
神田明神に着いたのは正午を回っており、鳥居を潜った参道はかなりの込み合いで、両側の食べ物屋台やお店の周りに置かれたテーブル席には、5日が仕事始めと思われる氏子企業の勤め人達で満員でした。

 神田明神初詣り風景1(:露天が沢山並ぶ随神門前の参道、:随神門、:露天のテーブル席はどこも満員)  

随神門を潜り境内も初詣の人が一杯で、本殿前は参拝者の行列でお参りまでにはかなりの時間を待ちました。お参りが済んで、本殿脇の昇殿参拝受付所でご朱印を授けていただきました。

 神田明神初詣り風景(:初詣りで混雑する本殿前、:境内の中から見た随神門、:手水舎とおみくじ授受所)

神田明神の3体の祭神は、平将門命に、大己貴命(だいこく様)と少彦名命(えびす様)が祀られています。境内のだいこく様ご尊像は1976年に建立され、高さ6.6メートル、重さ約30トンで石造りとしては日本一のだいこく像です。だいこく様ご尊の前に茅の輪が置かれてありましたので、正月から6月までの半年の大祓いで疫病や罪穢が祓われるといわれていますので、昨年の上野の五條天神社(「風景・風物詩 初詣風物詩 上野五條天神社、不忍池弁天堂と飯田橋東京大神宮」参照)の参詣時と同様に茅の輪をくぐってきました。

 神田明神初詣り風景3(:だいこく様の前の茅の輪、:茅の輪の由来、:だいこく様ご尊像)

昼も大分回りましたので、参道の明神そば「きやり」で昼食のそばを食べ、天野屋で名物の「あまさけ」をおみやげに買って帰りました。

 明神そば「きやり」

川崎大師初詣
川崎大師は大森町からは京浜急行電鉄のみで行くことができ、初詣は小学生の頃から大戦中の学童疎開時を除いて毎年欠かさず行っています。下車駅の京浜川崎大師駅は電気鉄道最古の駅で、1902年(明治35年)に六郷橋~川崎間が開通(「風景・風物詩 初詣風物詩 川崎大師平間寺200720082009」参照)し、京浜急行電鉄の前身の大師電気鉄道が川崎大師を「恵方」として宣伝したため、明治、大正、昭和から平成の時代まで初詣の人気ポイントとなり、初参り客数は全国3位を続けています。

 川崎大師パンフレット

今年の川崎大師初詣は、近所に住む従兄夫妻と一緒に1月7日に行きました。まだ、松の内ですが3連休の間のためと、昼過ぎの時間を狙って云ったので比較的に空いていました。大師駅から大師山門までの900mのうち、川崎大師表参道での車の規制はなく、参詣者は狭い歩道の通行のみのため、参拝客と帰りの客が行き合い早くは進めません。また、仲見せ通りも一方通行の規制が行われてなく、結構混雑していました。
大山門を潜り境内に入ると人の流れは良く、たち止まらずに本殿に参拝できました。今年も家内安全と健康を祈願して、毎年授受している「弘法大師災厄消除祈攸」のお札と「身代守り」を戴き、縁起ものの「ダルマ」を購入し、古いお札、お守りと昨年のダルマを納札堂に収めて例年と同じ様にお参りを済ませました。

 川崎大師初詣風景1(左:大山門、:本堂、:昨年も買ったダルマ屋のお店)

山門を出てからの帰り道は、仲見世でおみやげにと山門前のなじみの店で「くずもち」を、仲見せ通り角の飴やさんで「咳どめ飴」と「トントコ飴」を買い、表参道の露店でエビとワカサギを求めるのが年初めの恒例となっています。

 川崎大師初詣風景2(:、:とんとこ飴屋さん、:くずもち屋さん)

また、初参りが済むと昼過ぎですので軽い昼食のそば・うどんをとるのが通例です。大師の参道でのおそばやさんと云うと、山門前にある「蕎麦善はやま」(地図A)と表参道角の「松月庵」(地図C)は共に老舗で目立つ所にあり何回か利用しましたが、何しろ混んでおります。そこで今回は川崎大師付近にあるそば屋さんを6ケ所探しておきました。比較的空いているところを利用することして、まず仲見せ通りの中程にあるお食事処・河床(地図B)を覗くと席が空いている様なので入って昼食をとりました。まあまあの食事に満足し、今年も無事に初詣りができたことを感謝して、大森町に戻りテイタイムを楽しみました。

 川崎大師近辺そばや地図(蕎麦善はやま:A、食事処河床:B、松月庵:C、みしまや:D、仙利庵:E、玄宗:F)

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