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kan-haruの日記

旅ものがたり 南紀家族旅行 アドベンチャーワールドで童心に返りパンダやイルカと戯れる(その1)

2010年01月05日 | 旅ものがたり
kan-haru blog 20100106修正

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小学校の孫とは2年ばかり続いて1泊旅行をしており、2009年も孫の希望で10月25、26日が振り替え休日になったので、南紀白浜のアドベンチャーワールドに行き、孫と一緒にパンダとイルカと戯れてきました。

JALツアーズオリジナル体験ツアーコース白浜の旅
体験ツアーの10月の2日間コースは、アドベンチャーワールドの休園日を除いて毎日実施しており、1日目は羽田空港を発ち、南紀白浜空港に着いてから選択指定したホテルの川久にチェックインするまでは自由時間です。2日目の「JALツアーズオリジナル体験ツアー」は、アドベンチャーワールドパンダにおやつをあげて間近で見るバックヤードツアーと、握手したり魚をあげたりイルカたちとの触れ合い体験と、専用ジープに乗ってサハリーワールドの動物たちとの接近の3つの体験ができます。動物たちと1日戯れてから南紀白浜空港から帰京です。

 左:南紀白浜地図(拡大して見る)、右:白浜北部拡大図(拡大して見る)

第1日目南紀白浜海岸巡り
第1日目の出発は羽田空港8時35分発JAL1381便で天候は曇りでした。JALは経営不振ですが南紀便は満席で、出発は各社出発便が一杯で滑走路までの誘導路が数珠繋ぎの行列でしたが、やや遅れて滑走路を飛び出し東京湾上を旋回しながら太平洋上の雲の上を西へと向かいます。曇り空でしたが南紀の方は雨の様子は無く、往路の機上では飲み物のサービスがあり、1時間程で南紀の東方海岸上空を北上してUターンして滑走路を南に向かって着陸で予定の10時より10分程の遅れです。
南紀白浜空港に着いてから現地の足回りは、オプショナルプランの5人乗りのレンターカーを利用して行動しました。

 南紀白浜空港(写真拡大)

・三段壁
白浜での最初の見物先は空港から東に進み、34号の南白浜道路に出てからさらに東に向かい、いそぎ公園から北東に走ると三段壁交差点で、ここで車をおりてお土産店の先の突端が名勝の三段壁で延長2km高さ50mの断崖です。残念ながら当日は曇りで、水平線には四国が望めませんでしたが、結構な数の観光客が来ていました。

 三段壁(写真拡大)

・三段壁洞窟
三段壁からエレベータで36mを降りると三段壁洞窟で、入場料は大人が1200円で小人が600円です。エレベータで24秒降りると、洞窟の世界は2500から5000万年前に堆積された牟婁層群の地層が見られ、洞窟には牟婁(むろ)大弁財天様が祀られており、洞窟内からは十像岩の奇岩が見られます。

 三段壁洞窟入場券

三段壁洞窟は、桓武天皇の頃沖合を航行する漁夫から魔の牟婁沖と恐れられた海賊「多賀丸」の隠し洞窟でした。年を経て源氏と平家が屋島沖で対決した当時は、熊野地方では敏捷果敢な熊野水軍の支配下にありました。三段壁洞窟はその熊野水軍の「船隠し洞窟」で、源平合戦の主戦場が壇ノ浦に移った頃、二百余隻・二千余人の勇敢な熊野水軍が決戦場に向かって、ここの田辺湾から進発したと云われてます(白浜町保存牟婁伝記より)。

 三段壁洞窟1(:洞窟ホール、:十像岩、:牟婁大弁財天様)

洞窟では熊野水軍小屋の遺品などの資料が見られ、洞穴に激しく波が一気に打ち寄せ、塩吹岩に当っては砕け散って海水が引いていきます。洞窟から戻り三段壁の上を進むと岩石の散策道が続きます。

 三段壁洞窟2(:熊野水軍小屋、:浪が打ち寄せる潮吹岩、:三段壁上の散策道)

・千畳敷
三段壁から駐車場に戻り車で南白浜道路を北に進むと白浜パークマンションが見え、そこを左折すると瀬戸崎で、海岸の先端から太平洋に向けて突きだしたスロープ状になった柔らかい岩からなる大岩盤が千畳敷です。打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っています。千畳敷の岩盤は第3紀層の砂岩で柔らかいので傷を付けやすく、そのためか岩肌の面に観光客の落書きがやたらと目につきます。

 千畳敷(写真拡大)

・白浜海中展望塔(コーラルプリンセス)
千畳敷から車で北上すると程なく。湯崎の南紀白浜梅樽温泉ホテルシーモアが見えてきます。ホテルの建物間の下を潜って海辺の突端に出ると、沖合100mに高さ18mの水深8mの全天候型展望塔の白浜海中展望塔があります。
大人が800円の小人が500円の入場料を払い、橋を渡って展望室から螺旋階段を下りると海中で、周囲の丸窓から覗くと少し濁った青い海にはクロダイ、カサゴ、メジナや熱帯魚が観賞できます。
充分に魚を観賞して、展望室に戻って休憩しながら目を北に転じると、崎の湯露天風呂には何人かの入浴姿が見えます。ちなみに、崎の湯は万葉の昔から「湯崎七湯」の中で唯一残っている歴史ある湯壷で、湯船から海までの距離は約10mほどなので、岩に打ち寄せる太平洋の波を感じながら入浴できます。温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物泉(旧泉質名:純食塩泉)で泉温83℃、無色澄明にて、微弱硫化水素臭、塩味を有するとあります。

 白浜海中展望塔(左・・右写真拡大)

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