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kan-haruの日記

小さな旅 三浦半島 十数年振りの三浦三崎港と城ヶ島での晩春の散策

2009年05月09日 | 小さな旅
kan-haru blog 2009 三浦三崎港・城が島

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三浦半島へ
4月17日に知人夫婦が遊びに来たので、十数年振りに三浦半島の三崎港から城ヶ島を廻ってきました。
自宅を出て普通電車に乗り京急川崎駅で10時半頃に快速特急に乗り継いて、三埼口駅に着くと程なく三崎方面行のバスに乗れて、三崎港バス停での下車は11時50分頃と順調に到着しました。

 三浦半島へ(京浜急行ポスター)

三崎港
三崎港の周辺には、マグロ料理などの店が並び気軽に訪れられる日帰り観光地として人気があります。三崎漁港の水揚量はやや古い資料ですが、4万9千トン(2003年全国18位)で、そのうちマグロは2004年度の陸揚げ量は全国4位でした。
丁度昼時なので、マグロ料理で昼食をと思い付近の商店街を歩きましたが、生憎とウィクデーのため開店している店が少なく、頃合いの店を探しているとどこかで聞いたような店名の店がありました。

 三浦市三崎港

そのお店は、三浦三崎の味処の「ちりとてちん」という料理店で、マグロ料理の昼食にありつけました。

 三浦三崎の味処「ちりとてちん」

食事が済んでから三崎町を少し散策すると、古い漁港の町並みには蔵造りのマグロ小売店などが見られ、三崎港の花暮岩壁に行くと、眼前には大きな城ヶ島大橋が架かっている景色は雄大でした。
午後からは、城ヶ島に行くためバス亭の三崎港へ行き、発着時間を調べると出たばかりで1時間以上待たなければならならないので、タクシーを利用して城ヶ島に向かいました。

 三崎の街なみ(:三崎のまぐろやさん、:海道のまち三崎)

城ヶ島大橋
城ヶ島大橋は、三浦半島の先端から城ヶ島間を結ぶ橋で、全長が575m、海面からの高さが16~23.5mの我が国が始めて採用した鋼床板箱桁の構造の橋で、当時はこの形式としては東洋一の規模で1960年(昭和35年)に開通しました。城が島大橋の特徴は、橋下を遠洋漁業の大型船が運行されるため、中央部の橋桁間隔が95mのスパンを有するため、橋の自重を軽減するために鋼床板箱桁の構造が採用されました。城ヶ島大橋は、有料ですが歩行者や自転車は無料で渡れます。
橋の高さが高いため、城が島側に渡ると取りつけの道路はループ状に下って島に降ります。

 城ヶ島大橋

城ヶ島
城ヶ島は、東西幅が約1.8 km、南北幅が約0.6kmと東西に細長い地形で、周囲の長さが約4 km、面積が0.99 km²で、三浦半島の南端に位置する神奈川県最大の自然島です。
城ヶ島には、大橋を渡ってきた東側の半分には自然を生かした城ヶ島公園がありますが、そこを素通りして西端の城ヶ島バス亭広場でタクシーを降りて島の散策をしました。

 城ヶ島の西端地図

バス停広場から両側の土産物店を通り抜けて進むと、外海に面した南側の海岸線に出ます。

 城ヶ島南側の海岸線(写真拡大)

海岸線は延々と侵食された岩の磯と砂地が続いており、海岸線の先の東端には馬の背洞門がありますが、洞内は立ち入り禁止です。当日の天気は、薄曇りで日差しはありませんでしたがそれほど寒くなく、ゆったりと海岸線を歩き晩春の海岸を楽しみました。

 城ヶ島名所馬の背洞門

そろそろ14時半となりましたので、帰路に着き土産物屋の小道を戻ると左に城ヶ島灯台があり、その先に城ヶ島京急ホテルが見えてきます。
城ヶ島灯台は島の西端の長津呂埼にあり、標高約30mの高台に1870年(明治3年)設置の日本では5番目に点灯した西洋式灯台で、現在の灯台は2代目です。灯台の塔高は11.5m、実効光度は40万カンデラで、光達距離は15海里(約28Km)です。
バス停広場前の干物店で土産の干物を買い、バスで三崎口駅へと帰路に着きました。

 城ヶ島晩春の散策コース(左:城ヶ島灯台入口、中:土産物屋の小道、右:干物みやげ店)

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