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kan-haruの日記

小さな旅 世界一のつつじと鯉のぼり 館林のつつじが岡公園と文福茶釜の茂林寺に芝桜の遊覧その1

2009年05月13日 | 小さな旅
kan-haru blog 2009

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春恒例の花見遊覧
毎年春の花見の季節には、近所に住む従兄弟夫婦と連れ立って出かけており、今年は4月30日に館林に行きました。
館林は4年振りで、その時はつつじが岡公園の隣にある、館林菖蒲園に来ました。つつじ園には子供が小学生の頃に来たので、かなり以前のことで久し振りの館林つつじの花見です。
館林への往復は、連休中ですので座席が確保できる特急を利用して、往路は浅草発9時40分のりょうもう7号を利用しました。浅草を出て1時間で館林に到着すると、駅前にはつつじが岡公園行き10時55分発の臨時バスが待っており、11時10分頃にはつつじが岡公園からちょっと離れたつつじが岡パークインの臨時降車場に着きました。

 館林周辺地図

つつじが岡公園
つつじが岡公園(館林市花山町3278)は県立の公園で、つつじの花の期間中の4月1日から5月15日の間は有料であり、入園料は花の見頃により異なり「見頃」時期の料金は600円で、4月27日が満開でしたので当日は見頃料金を払って入園しました。なお、「咲き始め」と「見頃すぎ」の時期の料金は300円です。今年は、ツツジの開花が早く、5月1日からは入園料が300円になったようです。

 つつじまつりポスターとつつじが岡公園入場県

当日は、雲一つない快晴のすがすがしい畑道を10分ほど歩いて、つつじが岡公園の正面入り口です。

 つつじが岡公園周辺(:つつじが岡パークイン臨時バス停、:公園入口までの畑道、:つつじが岡公園入口)

つつじが岡公園一帯は、古くからヤマツツジが自生しており「つつじが埼」と呼ばれていました。つつじが埼は伝説によれば、1605年(慶長10年)に初代館林城主の榊原康魔政が、側近の「お辻の方」を偲のびヤマツツジを植えたと伝えられています。
また園内には、樹齢800年を越えるヤマツツジや、新田義貞の妻「勾当の内侍」遺愛のツツジなどが、歴代城主、篤志家や自治体によって保護増殖されています。

 世界一の館林のツツジ(:旧館林城主の榊原家ゆかりのツツジ説明板、:樹齢数百年のヤマツツジ古木、:園内1万株植栽のツツジ)

約12.6haの園内には、50余品種(園内に見られるツツジのいろいろ参照)の約1万株のツツジが植栽されており、世界にほこるツツジの名園です。

 つつじが岡公園案内図

入口を入ると中央広場で、右側の真赤に染まる満開のつつじを見ながら直進すると、渡船乗り場です。

 満開のツツジ(写真拡大)

ここから城沼の対岸にあるお辻・松女の墓のある善長寺まで渡し船がでています。また、城沼を半周する遊覧船が出ていましたので、熱い陽気に誘われて乗船し沼を右廻りに巡って30分ほどの遊覧を楽しみました。

 城沼遊覧(:お辻・松女の墓のある善長寺・写真拡大)

船を降りてから、つつじの丘状の庭園の坂を登っていくと「躑躅ヶ岡公園」記念碑が建っており、その先には樹齢800年を超える巨木のヤマツツジがあり、高台には明治19年に昭憲皇太后、英照皇太后の両陛下の行啓を記念した行啓記念碑が建碑されています。

 つつじが岡公園風景(:躑躅ヶ岡公園記念碑、:公園から城沼を望む、:行啓記念碑)

高台から見渡す朱紅色のヤマツツジ、紫紅色のオオヤマツツジ、真っ赤な本霧島、白色の白霧島、白琉球などが咲き揃っていて見事な景観です。

 つつじが岡公園の高台風景(写真拡大)

つつじが岡公園の記念碑に書かれている文字の「躑躅」(てきちょく)とは、中国ではツツジの名に躑躅を当て、日本へもその中国で使われていた名称躑躅が入って、つつじと読むようになったと考えられています(つつじが岡公園ガイドから)。

つつじが満開の高台を降りると13時をまわってましたで、園内の食事処の筑波屋に入り昼食をとって、次の遊覧目的の世界一の鯉のぼりの見物に向かいました。

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