同期生が、また黄泉の国に旅立った。
先日メールを打ったけど、返事がないなーと思っていた。
返事がないのは彼だけではなく、日常のことだから気に掛からなかった。
すると朝パソコンを開くと、見たこともない名前の人からメールが入っている。
添付書類もないのでメールを開くと、同期生の奥さんからである。
彼が亡くなったとの知らせ。3月にはメールのやり取りをしたのに!
「会うことは別れゆくため 花咲くも散りゆくため」とは若かりし頃の言葉である。
いつ誰が旅立っても、不思議ではない歳になっているのではあるが、
心にぽっかり穴が開いたようである。またメールアドレスが減った。
同期会を開こうと言いながら、延び延びになっている。
若い時の1年2年間は、大きな変化はない。高齢になるほど、取り返しのつかない時間空間である。
散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛)