つくしと言ったら春。土手に沢山顔を出している。
衣を取るのは面倒だけど、春の味がするとのことである。
我が家の庭にもたくさん顔を出している。絶滅させたいと思って頑張るが、増える一方である。
油断をすると畑にも頭を出す。根こそぎ取りたいと格闘するが、負けである。
スギナを地獄草という。根っこが深く深く地中に張り巡らされている。
取り除いても更に深くに根が残って、また芽を出す。
今日も庭に座り込んで草取りをする。風は冷たいが太陽は燦々と降り注ぐ。
甲羅干しをしながら草取りに集中。周囲の家々も静まり返っている。
風のあおられたトタンが、がたがた鳴っている。
ウグイスが、ホーホケキョと鳴いている。静かな春の1日である。